いつか役に立つ雑学

進化について考える その3

遺伝子がコピーされるときに突然変異が起こり、 自然淘汰によって進化するということは、代替わりが多い生物ほど 進化の速度が速いことになる。 植物でいえば一年草、動物でいえば昆虫がそうだ。 昆虫は生物の中で突出して種類が多い。 冬の寒さや夏の暑さと…

進化について考える その2

「進化は突然変異という偶然の産物」 これを知ったとき、私は愕然とした。 というのも、動植物たちの「生き残るための戦略」に 感動することが多かったからだ。 彼らはものすごい知恵を働かせて、自分が生き延び、子孫を繁栄させる ことを可能にしている。 …

進化について考える その1

動植物の進化の歴史については以前から興味があった。 生物が生き残っていこうとする「意志」には、神秘的なものがあり、 自分の生き方を考える上でも大変勉強になることばかりだからだ。 たとえば、植物の生育には生理的適地と生態的適地があって、 生理的…

人間の生き方としての仏教

自分の身の回りに起こった出来事に合わせて、 考えを深めておくのも私の流儀です。 先日、祖母が亡くなったとき、四十九日の間、お経を上げるようにと 両親がお寺さんからCDをもらってきた。 帰省中はそれをかけながらの読経に付き合ってきた。 CDの内容…

竹とかまぼこの話

植物関係のネタを備忘録として二つ。 一つは、竹は60年に一度花が咲くという話。 竹は無性繁殖、つまり種子によらず地下茎による繁殖をします。 しかし、60年周期(竹によっては120年周期)で一度花を咲かせ その後、結実して種子を残します。 すると…

油をつくる藻類

日本が将来産油国になれるかもしれない?! という記事が朝日新聞(7月7日付け朝刊)に掲載されていた。 それによると、緑藻の一種である「ボトリオコッカス」は、 太陽光を浴びて大気中の二酸化炭素を吸収しつつ、 油を作り出すという。 油の成分の80%…

米雑学

米粒って、一粒でいくつの米ができるか知ってますか。 一粒から2000〜3000の米粒が獲れます。 これをそのまま田んぼに植えると、400万粒になります。 以後、3年で80億、4年で16兆です。 米一合はだいたいお茶碗に軽く2杯ぐらいですが、 だ…

3000湯制覇のうんちく

日本全国で3000の温泉に入るという酔狂な活動をしていた 元仕事仲間のTさんが、このほどゴールしたというので、 さっそく話を聞きにいってきた。 どこで寝泊りしたのか、どんな食事をしていたのか、どれくらい資金を 使ったのかといった素朴な疑問から…

インフルエンザのまとめ

豚インフルエンザがどうやら時間の問題で流行しそうです。 前に2度書いたことですが、おさらいです。 ○インフルエンザは風邪の症状に似ているが、 風邪の一種ではないとする見解が多い。 ○インフルエンザはウイルスによるもので、細菌とは関係ない。 風邪の…

府中刑務所の見学

刑務所見学いってきました。 国内最大規模の府中刑務所は、府中駅の北に位置し、 最寄り駅は北府中駅となっています。 収容人員は2842人。いまは約3000人いるらしい。 刑務官は572人もいる。 いわゆる前科2犯とか3犯とか、犯罪傾向が進んだ26…

インフルエンザはウイルスのしわざ

この時期になると、インフルエンザの話題が出てきます。 前に一度書いたことですが、もう一度おさらいです。 ○インフルエンザは風邪の症状に似ているが、 風邪の一種ではないとする見解が多い。 ○インフルエンザはウイルスによるもので、細菌とは関係ない。 …

サンタクロースがいる証拠

新婚旅行でニューヨークに行ったとき、 どうしても行ってみたかったのが 「メーシーズ」という百貨店。 毎年クリスマスの時期に感謝祭と称してパレードをする様子が 日本でも流れたりする。 映画『三十四丁目の奇蹟』ではそのメーシーズを舞台に 物語が展開…

やわらかい日本車

以前の車の事故の修理のため、町の修理屋さんにいったとき、 店のおにいさんが興味深い話をしてくれた。 日本の車はちょっとぶつかっただけでもかなりへこむように やわらかいボディーをつくっています。 そのことで当たった人や物を守ろうという考え方。 逆…

万が一のサバイバル法

車が水没し、中にいた人が亡くなるという事故が栃木の鹿沼でありました。 どうやらくぼんだ地形のところで車が立ち往生し、 車が完全に水没してしまったことによる事故のようです。 救助の対応が遅れたということで、鹿沼市の責任が追及されています。 それ…

赤ちゃんには国産を

食べ物に対する不安が増大する昨今、 子どもにも何を食べさせるか注意を払う。 赤ちゃんに食べさせるものは、国産の食材がいいのだそうだ。 それはなにも、国産のほうが安全だからというだけでなく、 暮らす場所で獲れた食物のほうがアレルギー反応は少ない…

柿ピー、全米進出だってさ

以前、「柿ピー」について記事を書きました。 私の柿ピー比率は、柿の種3つに対して、ピーナツ1個(1/2個が2つ) が理想であると書いた。 ウワサでは柿ピーの比率は6:4なんだそうだ。 これが黄金比なんだそうだ。 なんだ、そうだったのかっ! であ…

なぜ中国ではつり銭を投げるのか

オリンピックが近づいていることもあって、 中国関係の本をつくっている。 8月に向けてどれだけ多くの中国本が出るのであろうか。 その中でどうやって、埋もれずに目立つ本ができるのか。 ぼくは中国に対しては、サッカー選手のラフプレー以外については あ…

2:6:2の法則

2:6:2の法則っていうのを知っていますか。 会社の経営者なら、誰でも知ってると思います。 会社に10人の社員がいたら、 2割のやる気のある人(できる社員)、 6割の普通の人、 2割のやる気のない人(ダメな社員)。 という具合に分かれるのだそう…

記憶は朝に蘇る

頭ン中はいったいどうなっているんだ!? と思うようなことがたまにある。 先週の日曜、散歩がてら近所を散策したあと、 スタミナ丼を食べさせる店で昼食をとった。 その店では有線放送が流れていて、女性歌手の歌が流れていた。 ♪花のいのちは短い〜♪ とい…

筋肉のお話し

人類も魚も、もとをたどれば一個の生物から分派したもの というのが、キリスト教の信者でも信じる人がいるくらい 世界的には常識になっているものと思われます。 ま、それは置いておいて。 先日、友人と山に登ったときのこと。 登りのときは友人のほうが早く…

腹筋プログラムへGO!

毎度、ビリーネタで恐縮です。 今日で6日目ですか。 私、172センチで65キロですが、BMI(肥満度をチェックする指標 で、18.5〜25未満が標準)でいくと22なので、いい感じです。 もっと体重がある人の場合だと、たぶん体重は簡単に落ちるん…

なぜ娘は親父のことが嫌いか

年頃の娘って親父のことが嫌いですよね。 いまフェロモンについての本をつくろうとある先生に話を聞いている のですが、このことはもしかしたらフェロモンの影響かも しれないらしいのです。 遺伝子や脳科学の発達がすばらしいのですが、 いまフォロモンにつ…

ヒヨコはなぜ黄色か?

世の中には難解な問題が多いものである。 事故の具合はどうかと遠方に住む実兄の家族から電話があったので、 久しぶりに義姉、甥、姪と電話で話した。 4歳の姪っ子と話すと、彼女は最近動物園に行ったということであった。 「動物を触ったよ」「おもしろか…

フェロモンって何?

よく使われていながら、実体がこれほどあやふやなものはあるまい。 フェロモンとはいったい何か? フェロモンの本をつくるために、ある研究者を訪ねた。 なかなか興味深い話だった。 人には嗅覚のほかに、鋤鼻器(じょびき)という感覚器があり、 感知される…

ドラセナ・ゴッドセフィアナ

ドラセナ・ゴッドセフィアナ これは有名なマフィアの名前ではない。 れっきとした観葉植物の名前なのだ。 先日、結婚と妊娠のお祝いで、ライター仲間さんから花をいただいた。 その中に入っていたのが、このドラセナ・ゴッドセフィアナなのです。 花はもう枯…

なぜ人はくだらないことを言いたがるのか

♪夢中で〜がーんばる君へ〜エールをー 「俺の作詞作曲!」 「完全パクリじゃん!」 そんな会話を家でワイフと交わしているそそくさです。 (何言ってんだと思うかもしれませんが、安心してください。 あとでちゃんとつながるから) 先日、深夜のテレビで、性…

意外なストレス解消法

いまボケ防止の本をつくっています。 いろんな参考文献を読んでいると、新しいことは 脳の活性化にいいということが書いてある。 先日、ある八百屋でキャベツを一玉150円で買ったのだが、 そのとき200円を、オーバー60歳と思しき店のおばちゃんに 手…

山のカフェ

GWも残り二日となったので、まあ最後ぐらいはどこかに行こうと いうことで、なんやらの一つ覚えでまた八ヶ岳に行ってきました。 妻のつわりも一進一退という感じで、日によって非常に疲れ やすかったり、だるかったりして、一日中横になっていることが あ…

脳トレは家事から 続き

昨日は車のトップセールスマンの話を書きましたね。 その話をワイフにすると、なんでもほかにもそういう人がいるらしい。 ある会社の平社員だった男性は、妻がうつ病、子どもがひきこもりに なったそうだ。そこで、家事いっさいを引き受けなければならなくな…

脳トレは家事から

「世界で最もロールスロイスを売った人」というと、 どんな人を想像しますか? この人は、若いころに奥さんを亡くして、男手ひとつで 二人の子供を育てたというのです。 この話を本のなかで取り上げていたのは脳神経外科医でした。 「仕事術」を語る人じゃな…