2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

映画『羅生門』

黒澤映画である。 氏の映画の中では、印象に残らない作品だった。 「人間は身勝手な存在であり、自分のことしか考えていない」 そういう社会批判が背景にある。 おそらくこの映画がつくられた時代がかなり影響している。 物語の舞台は平安時代。 困難な時代…

マンネリにオススメなスパイスカレー

スパイスカレーがちょっとした人気だという。 本を参考につくってみた。 ターメリック、コリアンダー、クミンという 基本のスパイス3つだけでつくれるという。 タマネギをあめ色ではなく、コーヒー色になるぐらい よく炒める。 そこへ3つのスパイスを加え…

素直に 

きょうだいというのは、どうしてもライバル関係になりがち。 外の世界では守り合うチームメイトだが、 家の中では母親を取り合うライバルになってしまうのだ。 年下のきょうだいのほうがどうしても優遇されているように 感じてしまうようなのだ。 次女は、弟…

映画『メルー』 

『メルー』という映画、なかなかおもしろかった。 メルー峰はヒマラヤ山脈にあるインドの山。 標高はそれほど高くないが、剣の先のようにするどく 尖った峰を持つゆえに、難易度は最高レベルらしい。 仕事の関係もあって登山系の映像をいくつか見ているが、 …

マイナンバーカードが普及しない理由 

日本のお役所のシステムで電子化が進まないのは、 日本が決してIT後進国だからじゃないと思う。 電子マネーが普及しないのは、お札の信頼性が高いから というのはよく知られているが、役所も同じ。 日本の役所が優秀で、市民が不便を感じないから、 マイナン…

文句を言うなら……

私は八王子に住んでいるが、例の「アベノマスク」と 「定額給付金」の申請書類が同時に届いた。 定額給付金は5月2日にオンラインで申請した。 e-Taxをする関係で、マイナンバーカードもカードリーダーも 持っているからものの10分で申請完了した。 ところ…

ダム破壊とニューディール政策

「アナと雪の女王2」を見たのだが、 話の内容がよく理解できなかった。 なぜダムを破壊しなければならなかったのだろう。 アメリカでダムといえば、ニューディール政策である。 1930年代にルーズベルト大統領が展開したこの政策では、 テネシー川流域開…

映画「あん」

ドリアン助川原作、河瀨直美監督。 わけありでどら焼き店を営む中年男性のところへ、 バイトさせてくれといってくる老婆。 その老婆はどらやきの「あん」をつくる達人だった。 この映画は、この二人とある女子中学生を含む、 3人を中心に展開する。 核心部分…

想像する頭

人間の反応ってここまで違ってくるんだなって思う。 「かかったらかかったで、そんときはそんときだ」 という「そんとき教」の人もいれば、 医療従事者に「お前らが出歩くからうつるんじゃ」という 「うつるんじゃ教」の人もいる。 こういう人たちを足して2…

映画『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!』

ここのところ外にも出られず、おもしろくないんで、 せめて笑えるものをいうことでのチョイス。 Mr.ビーンについては、「何がおもしろいの?」 という人は多いし、日本人はしゃべりのおもしろさには 慣れていても、動きのおもしろさには慣れていないから、 …

これからが頭の使いどころ

感染者数が下げ止まりを見せている。 この週末は地方を中心に自粛規制が解かれ、 ひさびさにまともに外出する人も多いことだろう。 外出できるようになっても、手洗いやマスクは もうずっとやっていったほうがいい。 感染症というのは、台風のようにじっとし…

映画『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』

ドジを繰り返しながらも、最後は偶然に辻褄が合って、 大成功を収めるという、ミスタービーンのお約束映画の第二弾。 アストンマーチンというイギリス製のスポーツカーが出てくる。 これがかっこいいんだよね。 でも、ガス欠になったりする。 燃費が悪いって…

言えない雰囲気

コロナで飲食業や観光業が苦境だという。 1か月や2か月、売上がゼロになるぐらいで 潰れるんだなあというのが正直な感想だ。 家賃など諸経費がかかるんだろうなと思う。 でも、1、2か月で倒産するっていうのは どうなんだろうと思う。 そうならないよう…

映画『ファウンダー』

「ファウンダー」という映画は、世界のチェーン店、マクドナルドの どうやって大きくなっていったかという実話を元にした話。 もともと店のシステムを作り上げたのは、マクドナルド兄弟。 そこへ売れない営業マンだったレイ・クックがやってきて チェーン展…

誰もが使える印籠

個人とかもう誰に気兼ねすることもなくなった大御所になると、 楽観的な見立てになるのね。 で、組織に所属すると、途端に悲観的になるのね。 これ、コロナの場合だけじゃないですよ。 「誰が責任取るんだ?」 今の時代、このセリフが一番効く。 誰もが使え…

アナと雪の女王2 

Amazonプライムで鑑賞。 間違えて字幕版を選んでしまい、再生後に気づいた。 カスタマーセンターに連絡したら、チャット上でキャンセル してくれることで話がついた。よかった。 私は映画においてはキャラや舞台設定よりもストーリーを 楽しむのが好きなので…

初のGW全稼働

今年はコロナショックによる「ステイ・ホーム」期間中のため、 GWはどこにも行かずに全部仕事をすることにしました。 やった甲斐あって、かなり仕事は進みました。 どのみち、仕事してなければ締め切りに間に合わなかったでしょう。 代わりに夏休みは1週間…

トイ・ストーリー4

ディズニー映画に比べて、ピクサー映画は ストーリーがつくりこまれていていいですね。 キャラクターもちゃんと「自分」というものを しっかり持っていて、ブレません。 やっぱり主人公となるウッディは、 ヒーローの器があるんですよね。 そしてみんなのリ…

騙されるほうが……

騙すほうと騙されるほう、どっちが悪いですか? そんなの騙すほうが悪いに決まってますよ。 でも、世間的には「騙される方がバカ」って言っていかないと、 騙される人はなくならないでしょうね。 騙されないようにするには、自分の頭で考えるクセをつけて お…

帰ってこない理由がある

「犬やネコを探しています」 という張り紙が電柱にされていることありますよね。 あれ、見るたびに「それはもう帰ってこないよ」って思う。 犬やネコって、帰りたかったら自分で絶対帰ってこられる。 飼われていても動物ですからね。 帰ってこないのは、 帰…

ステイ・ホームは、ステイ・ハウスとは限らない

「ステイ・ホーム」というのはしんどいですね。 ホームとは、単なる家ではなく、家庭も意味する。 つまり、居場所ですよね。 ハウスに居てもホームにいるとは限らない。 家が居場所になっていない人は、山ほどいる。 しっかり外で活動してこそ、 ホームがほ…