2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

戦わない境地

飲み会で同席した人が自分の人生の不遇を嘆きだしたら、 なんと言えばいいのか、言葉に迷う。 「人生の勝負はまだついてない」なんていうのも白々しい。 実際はそう思うけど、それは言えない。 そもそも人生に勝ち負けなんてない。 だから、人と比べないほう…

ガラスのハート

繊細過ぎるなと思う。 ガラスのハートが多すぎる。 いまは飲み会でもとても気を使う。 子どもがいない人へは子どもの話をするのが気が引ける。 「なんだよ、嬉しそうに子どもの話しやがって」と思う人がいるらしい。 面と向かってそういうことをいわれたこと…

紙一重

詐欺事件の問題を書いていて思い出した。 「自分は大丈夫と思っている人が一番あぶない」 とよくいわれるので、自分は騙される可能性がある と思うようにしている。 最近はまずないが、昔はそういう話がよくあった。 大学を卒業して1,2年経ったころ、大学…

騙されるほうが

いわゆるオレオレ詐欺など、特殊詐欺の被害総額が 500億円を超えている。 多額のお金を引き出せないようになっていたり、 銀行窓口での声かけもやられているが、 そもそもタンス預金を出してこられると手の打ちようがない。 私は思うのだけどね。 病気に…

「持って帰ります?」

あれはどういう了見なのか、 一度、担当者を問い詰めたいと思っている。 よく手術とかで、切り取ったものを見せて、 「持って帰りますか?」というアレだ。 私もなんだったか、切り取ったものを 「持って帰ります?」と聞かれた体験がある。 たぶん、イボ痔…

ラグビー日本代表、接戦を落とす

惜しかった。勝てる試合だった。 ラグビー日本代表の試合を見に行った。 場所は調布の味の素スタジアム、相手はスコットランド。 16−21での逆転負け。 前日に、イギリスでEU離脱の国民投票が行われたばかりだったが、 それにも動じず、スコットランド…

「あっちを立てれば、こっちが立たず」問題

やれやれだ。 次女が荒れている。 幼稚園でのお泊り会を控えて、不安を外にぶちまけている。 内に抱えられるよりいいが、荒れぐあいはけっこうなもの。 そこへきて、2歳の長男もなんだか体調がおかしいのか、 グズグズだ。 そうやって、下の子たちにかまっ…

切り取ってみると

よく失言問題が起こったとき、 「前後の文脈をすっとばして、そこだけ切り取るなよ」 というのがありますね。 こういうことって、他のことにもありますね。 先日、大阪出張したとき、1歳ぐらいの子を抱っこしたお母さんが、 年長ぐらいの男の子の首にチョッ…

カープ、首位快走

広島カープがすこぶる好調だ。 中学高校時代は中日ドラゴンズが好きだったが、 大学になってファンのチームはなくなった。 いまでもいろいろなチームの試合を見る。 試合全体をじっくり見ることはほとんどなく、 終盤の勝負所しか見ない。 「このゲームはこ…

混ぜないで!

3歳の長男は、「魔の2歳児」から引き続き、 「魔の時期」を過ごしている。 いわゆる、イヤイヤ期のことだ。 なんでもママにやってほしいのはいいのだが、 食事のときが困る。 納豆のたれをかけて混ぜると、 「混ぜないで!」といって怒る。 白ごはんにふり…

休みの多い会社

ある出版社のうわさを聞いた。 その出版社の編集者は10万部のヒット作をつくると、 4週間の有給休暇を与えられるのだという。 10万部というと、好調な出版社だと年に数本生み出せる。 これはいいシステムだなと思う。 その版元の社員さんはその休暇で四…

ロックだね

イチローがMLBの通算安打記録を破った。 彼がこれからの目標を聞かれたとき、 前に50歳までやるっていってましたよね、 と水を向けられて、こういう意味のことを言った。 「アメリカで首位打者を取るっていったら笑われた。 ぼくの野球人生は笑われた人…

基準が変わった

ラグビーの日本代表が、ワールドカップ後、 初めてフルメンバーで戦った。 スコットランドに対して13−26の敗戦。 なんとういうか、悔しいというか腹立たしいというか。 イージーミスも多かったし、犯則も多かった。 なんというかイライラした。 南アフリ…

なんば→梅田の徒歩旅

先月に続いての大阪出張である。 前回は滞在3時間ですぐに東京へトンボ帰り。 何もできなかった。 今回も同じく日帰りだが、数時間を過ごせる。 取材が午後5時に終わり、なんば駅まで帰ってきた。 その時点で5時半ぐらいだったか。 そこから、まず心斎橋…

映画「追跡者」

「逃亡者」で、助演だったトミーリー・ジョーンズを 主役にしたスピンオフ映画。 こっちのほうがだんぜんおもしろかった。 しかし、トミー、渋いね。 二転三転させるストーリー展開もいいし、 逃亡者と追跡者の攻防も見ごたえがある。 トミーの同僚の刑事た…

憧れるから

「金は重要じゃない」という人に限って、金でごちゃごちゃいう。 私が41年生きてきての、これが真実。 無私を語る人こそ私欲にまみれている。 考えてみれば、そりゃそうかとも思う。 北朝鮮民主主義人民共和国だってそう。 民主主義じゃないから、「うちは…

監視社会

ネットショップで買い物をよくする。 子どもを連れて買い物をするのは大変で、 まともにゆっくり商品を見られない。 ネットでじっくり検討するために、いろいろな商品をクリックする。 すると、買う気もないのに、どんどん進めてくる。 いろいろなウェブペー…

菜園シーズン

我が家の菜園は、本格的にシーズンになってきた。 秋から春にかけてつくったタマネギは、それほど大きくは ならなかったものの、卓球ボール大から、野球ボール大まで、 大小60個ぐらいできたんじゃないかな。 ただ、形を揃えるのが難しく、苦労した。 この…

「最初は誰でもうまくいかない」

年長の次女の土曜参観にいったとき、父親たちとの懇談もあった。 子どもとどんなコミュニケーションをとっているかということを 話し合った。 まあ、どんなことして遊んでいますかってことだね。 ゲームというのは少なくて、公園に行ったり、ブロック玩具な…

次女の土曜参観

今日は、幼稚園年長の次女の土曜参観でした。 おりがみという手を使う遊びと、 外で体を使う遊びと、両方の様子を見ることができました。 おりがみをやっていた次女は、ちょっとしたハプニングを 起こしました。 自分の扱っていたおりがみが破れてしまったの…

簡単に買えなくなる

いま漁業の本をつくっているが、 いろいろ知ってしまうと、簡単に買えなくなるなと思う。 たとえば、ウナギだ。 ウナギは絶滅危惧種になってしまっている。 それでもスーパーに並んでいる。 絶滅危惧種にも段階があって、まだ食べることはできる。 でも、こ…

読書『赤めだか』

久しぶりに読書の覚え書きを。 興味はあるが、どこから入っていっていいかわからない落語。 これまでに何人かの落語家を取材したことがあるけれど、 そういう人たちの落語を聞きにいったことはなかった。 いつかは聞きにいってみたいのだが、それとは別の接…

ボルダリング壁づくり

先日、長女の通う小学校で日曜大工をしてきました。 私が入っているおやじ会主催のスポーツイベントに使う ボルダリングの壁をつくるためです。 午後3時に7、8人が集まってつくりはじめたのですが、 これがなかなかおもしろい。 ドライバーでのねじ止め作…

ぜんぜん沈黙していない 

「どんだけ出てんだろ」と思う。 スティーブン・セガールのことだ。 ここのところ、「沈黙シリーズ」が立て続けに放送されている。 彼の履歴を見ると、本数はそれほど多くないが、 2000年代に入って年に3本ぐらい出ている。 短期集中型だ。 全然、沈黙…

障害の程度

障害者を健常者と同じように扱うのがいいのか。 大変難しい問題だね。 「差別をしない」というのを「健常者とまったく同じに扱うこと」 と勘違いしている人が多い。 そうではないよね。 障害者とひとくくりにいっても、個人でかなりの程度差がある。 「健常…

60万PV

なんとこの小ブログが60万ページビュー超えました。 前回の50万から1年半かかった。 計算してみると、1日180ぐらいのPVがある。 ひとり3回クリックするとして、60人が見ている計算。 「ありえない!」と思う。 こんなブログを60人も見ている…

見えることは想像力を阻害する

あるきっかけで「ひきこもり」をキーワードにした集まりに参加した。 そこには当事者もいれば、その親もいれば、支援者もいた。 そこにいたある人が就職活動に言及したことが印象に残った。 「過去に何をやったかだけで判断される。 面接官はいま何ができる…

問題解決能力を高めよ

アメリカでも学級崩壊があるらしく、そういうクラスに 教師を派遣する団体があるらしい。 そこで学級崩壊を解決して、問題解決について学ぶのだという。 そうして問題解決能力を高めることができた人は、 企業から引く手あまたなのだという。 日本では教育は…

情熱とは「負けず嫌い」

たとえば、プロ野球というのは、どういう世界か。 そういわれたら、「天才が死ぬほど努力をして やっと活躍できるかどうかの世界」だろうと思っていた。 けど、最近はそうでもないんじゃないかと思っている。 でも、広島カープのように、高校時代に控え投手…

技術と心

落語家の立川談春さんは最近は俳優としても活躍している。 対談でこんなことを言っていた。 「『下町ロケット』で共感したと何人かが言ってくれたのは、 『泣かせる笑わせるってことにもきっと技術があるよ』 というセリフだった」 必然的に感情をゆさぶられ…