2:6:2の法則

2:6:2の法則っていうのを知っていますか。
会社の経営者なら、誰でも知ってると思います。
会社に10人の社員がいたら、


2割のやる気のある人(できる社員)、
6割の普通の人、
2割のやる気のない人(ダメな社員)。


という具合に分かれるのだそうです。
これは働きアリでも同じだという。
しかし、やる気のある2割だけで、いい組織をつくろうとしても、
その2割の中でまた、2:6:2に分かれるのだという。
この話を聞いて思ったのが、脳の研究をしている医者の話だ。
彼はこういった。
「生活の中で嫌いなことがあることは必要です。
嫌なことがまったくないと、好きなことの中で階層ができてしまい、
好きなことの中に嫌いなことができてしまうからです」
このことも2:6:2の法則で説明できるかもしれない。
日々の生活の中に2割ぐらいは嫌いで、イヤでどうしょうもないけど、
やらなければいけないことをやることが必要なのでしょう。
たとえば、トイレ掃除をするとか、流しにつまったドロドロを
取り除くとか、飛び込み営業の相手をするとか。
あるいは、仕事の中にもあるかもしれない。
そう思ったら、好きなことを楽しむためにも、
嫌なこともしなければいけないなと思うのでした。