2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

応援の効力 

「若い人」という言い方をするようになったのは 30代半ばになったくらいだったか。 それぐらいの歳までは人を応援する気持ちがあまりなかった。 自分をどうにかすることのほうに熱心だったからだ。 ところが、40歳を過ぎてくると、応援したい気持ちが 強くな…

「○○おじさん」は安易 

最近、気になっているのが、「○○おじさん」という表記。 有名なのが「子供部屋おじさん」だろう。 人間のある種の生態を示そうとするときに、 「○○おじさん」「○○女子」と固有名詞をつけることで、 認知性を高めようという手法はよく見る。 だが、こういうの…

「行間を読む」はもう死語

「行間を読む」はもう死語になったのだなと思う。 若い人には何のことやらわからないかもしれない。 昔は答えを全部書かなかった。 小説でもなんでも「それを書いたら野暮」というのがあった。 肝心なところは説明したり、結論を書いたりせず、 「わかるよね…

不急だが不要ではない 

いま音楽家や演劇家の人たちが苦境になっている。 いうまでもなく、公演ができないか、できても観客を少ししか 入れられないからだ。 オンライン公演で少しは潤っている団体もあるだろうが、 それはおそらく一部でしかないのだろう。 芸術分野は不要不急の最…

差別と感染症 

死んでから喪に服すとか、「穢れ」なんて思想も、 感染症が理由ではないかという説がある。 死者が出ると、喪家では一定期間、喪に服す。 これは感染症にかかっていないことを確認してから、 他の人と交流しなさいね、ということではないか。 昔の人も当然、…

精神の自由 

子どもに「自由とはなんぞや」と聞かれたら、 こう答えたい。 譲れないものをひとつ持つことが本当の自由 束縛されないことが自由じゃない これってB’zの「GUITAR KIDS RHAPSODY」の歌詞。 「譲れないもの」とは、自分が真に打ち込んでいるものを指す。 夢中…

観戦記3

本日も準硬式野球の観戦でした。 なぜか開始時間より早めのプレイボールになっていて、 初回2点を先制されたとこから見た。 その裏に1点を返すが、その後は膠着状態。 中盤に2,3点を加えられ、6-1と苦しい展開。 最終回に代わった相手投手を責めて、2…

「結婚したくなる」ための方法 

「結婚したくなる」ための方法 まずネットや雑誌の記事ではなく、土日に街に出て 家族連れの様子を見てみよう。 それほど不幸ではなさそうに見えるはずだ。 とくに小さい子を連れた家族はそうだ。 自分にも親とそういう時代があったことを 思い出すこともあ…

結婚したくなくなる記事③ 

あと、浮気・不倫問題。 これも夫婦がどれだけ仲がいいかというのは書きにくい。 「こうなると浮気・不倫になるから気をつけろ」と 気をきかせたつもりで書いていても、「いかに不幸になるか」という ところしか読む人は受け取らない。 記事を読む人がいつも…

結婚したくなくなる記事② 

次に「結婚のいい話」は「のろけ話」「自慢話」と 受け取られてしまう問題。 自分の配偶者がこんないい人というのは、 日本ではそうとうしにくい。 謙遜の文化ですからね。「愚妻」なんて言葉がその典型。 だからそもそもいい話は記事にならない。 これは「…

結婚したくなくなる記事① 

結婚にまつわるネガティブ話題として、 まず一番大きいのは経済面。 「結婚するとこんなにお金がかかる」という類の話ですね。 これはだいたい投資とか、副業の話とかとつながっていたりする。 こんなご時世で「結婚してもお金は大丈夫」という記事を書くと…

人が結婚したくなくなる構造 

ネットや雑誌の記事を読んでいるだけでは、 真面目な人ほど結婚したくなくなるだろう。 それにはいくつか理由がある。 ・「人の不幸は蜜の味」だから、結婚のいい側面の話より、 悪い側面の話のほうが記事になりやすい。 ・結婚のいい話は「のろけ話」「自慢…

観戦記2

今日も大学の後輩たちのゲームを見に行った。 ぽっかり仕事が空いたから最初から見られた。 2回に中軸から下位打線でつながれて2点を先行されたが、 4回、2巡目の下位打線がタイムリーなどつながって 3点取って逆転、5回にも中軸で効率よく2点を追加…

子どもが出す音はそうは続かない

上階の子どもの足音。 気になりますよね。 でも、大丈夫。 子どもというのは、いつまでも部屋の中で走りませんし、 飛び跳ねたりもしません。 ほんの数年のことですよ。 私の近所の家でも、Jポップが大音量で流れたり、 家の中でボールをつく音が聞こえてい…

迷ったら自然に聞け

子育てで迷ったら自然界に聞け というのが、私の考えです。 なぜなら自然界あってこその人間界であり、いびつになって しまった人間界より、自然界の摂理を正直に受け取っている 動物や植物のほうが、より現実的で環境に即した生き方を しているからです。 …

郊外アパート活用法 

都心のマンションの空室問題がある。 マンションだけではなく、オフィス需要も減っていると思うが、 都心のマンションでは会議室利用が広がっている。 私も取材で一、二度、ワンルームマンションを会議室として 使ったことがある。 そこで考えたのが、 郊外…

思い上がり

以前、自分は家事育児をやっていると思いあがっていたころは、 「そこらのイクメンと一緒にされたくない」 という気持ちがあったのですが、今はそんなことは思わなくなった。 それどころか、たいしたことやってないと思うようになった。 それは「名もなき家…

観戦記

4日に大学の野球部の後輩たちのゲームを見に行った。 後輩といっても倍以上の年齢の開きがあるのだが、 同じように野球を真剣に取り組んでいる様子を見ると、 素直にいいなと思える。 私たちは2部リーグで戦ったが、今は1部リーグで中位争いを するまで強…

炎上させているのはごく一部

「誰が炎上に加担しているのか」 について最近、よく考える。 ある研究者によると、 「年収が高いとか、あるいは社内で課長、部長だとかある程度の ポジションに就いたりしている人の方が加担しやすい」 のだそうだ。 割合としては、情報に触れた人の0.5…

起立性調節障害

夏休みが明けてすぐ長女が体調不良で早退したことがあった。 それから1週間、ほとんど学校に行けていない。 病院で起立性調節障害という診断となった。 思春期の児童・生徒に多くみられる症状だという。 気分が悪い、立ち眩みをするという症状で、 ぴったり…

不審者情報はよく考えて 

八王子市から不審者情報がメールで来るようになっている。 ああいうのはどれだけ有効なんだろう。 悪質な訪問者に注意とかもある。 不審者というのは何を根拠に言っているのだろう。 私のように自営業だと平日の昼間に出歩くことがある。 幼稚園の子どもや小…

セクハラとは何か

「それ、セクハラですよ」 言われた男性は、「すぐ言う~」と怪訝な顔だ。 なんでもかんでもハラスメントにすなよと。 ある女性がこういった。 「それは、あなたが嫌いです、といっているのです」と。 「気づけよ」と、そういうことなのだそうです。 なるほ…