2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

年度終わり

今年度をこんな精神状態で終えようとは思わなかった。 震災の影響で心晴れぬ日々が続いている。 地震後、2週間は酒を飲む気にもなれなかった。 このブログでお悔みやお見舞いを申し上げても、 被災地には電気が通っておらず、誰も見ることはできない。 いま…

災害は現在進行形

原発問題に関してどの程度の危機感をもつべきなのか迷う。 そんななか、28日発売の週刊ポストでは、放射能や放射性物質、 放射線について、わかりやすく解説した記事を掲載している。 論調は、「いたずらに恐怖心を煽ってはいけない」というもの。 詳しく…

「ゼロの焦点」

映画「ゼロの焦点」は松本清張作品の映画化である。 砂の器、点と線、Dの複合と小説は読んでいて、 この「ゼロの焦点」も読んだつもりだったが、どうやら 読んでいなかったらしい。 広末涼子が主演しているのだけど、準主演の中谷美紀こそが この映画の主役…

大家族番組を見てしまう

年度末だから大家族の日常を追ったドキュメントがよく放送されている。 私はあれが好きでよく見ている。 テレビ各局は、それぞれ大家族を抱えていて、年度末になって 子どもたちが進学や就職など動きがあるときにスペシャル番組を組む。 家族のあり方と、「…

放射能関係の覚え書き

まだ原発の問題は収束するには時間がかかりそうだ。 ここ備忘録も兼ねて、放射線被曝に関する単語を整理する。 そもそも被曝は被爆とは字が違っている。 放射線にさらされることを被曝といい、爆弾の熱や衝撃にさらされる 場合は被爆を用いる。原爆、水爆の…

もっと自分の頭で考えねば

自分の頭で考える重要性を、この大地震を期に新たにしている。 都内の浄水施設の水から乳児に影響を及ぼすかもしれない程度の 放射性物質が検出された問題で、人々はペットボトル入りの ミネラルウォーターを求めて右往左往している。 「もっときちんと情報…

自分の頭で考える

いま出版業界は未曾有の危機である。 もともと右肩下がりの状況に加え、起爆剤と期待されていた 電子書籍市場もまったく勃興する様子なし。 長期的に見ても、人口減少トレンドでは需要が増える要素がない。 そこへきてこの地震である。 もうみな意気消沈とい…

備えのありかた

ある60代後半のご婦人のブログをよく読んでいるのだが、 そこにこんな話が書かれてあった。 今回の地震で食料を備蓄しようと考えたが、 自分が避難するのは近くの学校や公民館になるだろう。 そこに自分が備蓄した乾パンやカップ麺をもっていったところで…

人間の関心

東日本でどれだけ震災関連で騒いでいても、 九州ではほとんど平常どおりの日常だという。 関西では揺れを感じたというが、さすがに九州では揺れを感じなかった ようだし、原発の問題もないからだろう。 阪神淡路大震災のときの東京もどこか他人事だったとい…

言葉のちから

被災地では原発の問題を除けば、しだいに食料の問題から 寒さ問題や居住性の問題に移り変わっていっている。 マズローの「欲求階層理論」によれば、 生理的欲求の次には、安全・安定性の欲求が出てくる。 どんどん移り変わる問題に現場は対応していかねばな…

頭が下がる思いです

地震から10日目です。 八王子市の私の住む地域は、まだ一度も停電していません。 変電所とか鉄道の関連で停電しないエリアがあるらしいですが、 うちの近所にはそういうものがないっぽいのに停電しません。 こういうとき、ネットがあって本当によかったな…

まだ元には戻らない

今日も仕事の報告をメールで入れ、一日ほとんど家の中で過ごした。 ずっと家の中で過ごしていたので、今日ぐらいはと 長女を連れて公園に行きました。 いつものようにすべり台で遊んで、公園内を散歩して、 ちょっと寄り道しながらママチャリを走らせて帰っ…

「買いだめ」か「備え」か

今日は三連休の初日だったが、残りの仕事をちょっとだけやり、 あとは自宅で子どもたちと一緒に過ごした。 いまだにスーパーには人が押しかけ、 ガソリンスタンドは長蛇の列ができている。 首都圏での「買いだめ」報道が盛んになされている。 こういう非常事…

地震後、1週間

東日本大震災から1週間が経った。 仕事を持ち帰り、家でできる雑誌の仕事を少しした。 取引先の大手出版社の編集者たちの中には急を要する仕事がない場合、 自宅待機となった人もいたようで、仕事を進めようという雰囲気が ないためでもある。 出版業界も少…

どうなる原発

原発の現状が素人にはよくわからないまま、放射性物質や 放射能が拡散している情報が流れている。 シーベルトという、科学者の名前をつけた聞きなれない単位が飛び交い、 人々の不安はいっそう増幅されている。 最初は大変なことになったと大騒ぎしていた、…

原発危機

3〜4日経っても続いた胸騒ぎはこれだったのだ。 福島の原発が大変なことになっている。 会社の同僚は妻子を遠隔地に非難させるような話もしている。 原発から漏れ出た放射性物質が広範囲に飛散し、 今後、関東にも降り注ぐのではないかと懸念している。 す…

わけ合えば

疲れた心と体に、はい、1本。 名言サプリ 其の89 うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる うばい合えば憎しみ わけ合えば安らぎ by相田みつを 阪神淡路大震災で被災した兵庫県のある商店街では、 店先にこの言葉を掲げて、みんなの合言葉としたという。 電…

東北・関東大震災③

電力不足の状況が続いている影響で、通勤電車の鉄道会社は 平常の5割程度の本数で運転した。 そのため、車内は混雑を極めた。 私の最寄り駅は始発から4駅目なので、まだ空いていたが、 新宿に近くなるに連れて、乗れない人が出ていた。 2時間かけてやっと…

東北・関東大地震②

12日の午前中は災害情報をテレビで見て過ごしました。 午後は食事と買い物に。 ガソリンスタンドに長蛇の列ができており、「レギュラー売り切れ」の 貼紙が見られる店もありました。 スーパーでは食料品を中心に客が殺到し、 棚はあらかた空っぽになったと…

東北・関東大地震①

3月11日の朝、コンビニでお昼ご飯に食べようとおにぎりを買ったとき、 レジに置かれていた「ニュージーランド地震のための寄付金箱」に、 この日はなぜか目にとまり、お釣りを投入しました。 その数時間後、職場で最初の揺れを感じました。 職場は皇居の…

無事です

一連の大地震でかなり揺れました。 いまのところ無事です。阪神淡路の地震を岡山で経験したときと同じか、 それ以上の揺れを東京でも感じました。道には人があふれ、車は大渋滞。 まだ大きな余震も可能性があり、予断を許しません。どれだけ被害が大きくなる…

怠け心との闘いのはじまり

二年続けて失敗した、森林インストラクター試験ですが、 おそらく今年は受験できると思います。 去年は次女の出産でバタバタしましたので、見送りましたが、 今年こそはなんとかがんばりたいものです。 一次試験4科目は、一度合格すると3年間有効だったも…

『本当の学力をつける本』

保守系の教育哲学を持ち、一時、百マス計算で有名になった 陰山英男氏の著作である。 単行本は2002年に発刊され、すでに50万部以上売れたという。 折しもゆとり教育が騒がれていたころで、これでいいのかという みんなの不安を解消するような形で陰山…

パサパサが嫌いだ

パサパサが嫌いだ。 小型犬の次に嫌いだ。 パサパサっていうのは、パサパサの食べもののことだ。 ロールケーキなんか最悪だ。 その点、堂島ロールはステキだ。 あれはパサパサしていない。 高野豆腐も最悪だ。 煮汁を吸い込んでもパサパサだなんて、どうかし…

3年目も厳しい船出

ラグビー界では大学、社会人と応援しているチームが優勝して いいシーズンだったのですが、サッカーのほうは今年も厳しそうです。 サッカーのJリーグが始まりました。 応援しているファジアーノ岡山は、初戦を0−5で落としました。 ついこの間まで1部で戦…

やるべきことをやる

疲れた心と体に、はい、1本。 名言サプリ 其の88 やりたいことはやるべきことの向こう側にある まずやるべきことをやれ by陰山英男 百マス計算などで著名な陰山英男氏の著作の言葉である。 彼は現在、立命館小学校の副校長なのだが、 小学生にこう言って…

「フォッグ・オブ・ウォー」

戦争の中では判断力や理解力には限界がある。 そういう中で、都合のよい選択をしようとする。 インタビュアーがいう。 「(人間は)見たいものをみる」 マクナマラがいう。 「そのとおりだ」 霧の中で見たいものを見て、 「だから戦争をすべきなんだ」と主張…

リスクと責任

疲れた心と体に、はい、1本。 名言サプリ 其の87 リスクなきところに責任なし 責任なきところに成長なし 仕事で人が成長するときは、仕事を任されたときだ。 そしてその仕事がうまくいかなければ、客なり、会社なり、上司なりに 損害が発生する状況である…

朝型生活したい

初節句だというのに、次女がちょっと体調を崩し気味なのか、 鼻水とせきが出て、グズグズだ。 夜、授乳後の寝かしつけを担当しているが、頻繁に起きる上に ベッドに置くと泣くというのを繰り返している。 夜中に目を覚ましてから、1時間も抱っこで寝かしつ…

心が大事

疲れた心と体に、はい、1本。 名言サプリ 其の86 本当に言葉を理解するには、 その心を理解しないとダメなんです。 by佐藤啓二 仙台にある小さなスーパー、さいちというお店の社長さんの言葉である。 チェーン展開もしていない本当に一軒だけのスーパーな…