2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今年も終わりますね

今日で本年も終り。 みなさんのこの一年はどんなものだったでしょうか。 私にとってこの一年は、次女が生まれ、自宅を購入した記念となる 一年だったように思います。 仕事の面では、仕事は以前としてあり、本をつくりはするのですが、 なかなかヒットしない…

童心に返って雪合戦

29、30、31日と岡山の実家に帰省しました。 今年は曜日の並びが悪く、うまく正月を挟むことができませんでした。 子どもが小さいので、長旅には気を使います。 さて、30日は父母と兄夫婦、甥、姪を加えて、総勢10人で 蒜山高原へ行ってきました。 …

思いやることを教えた母親

ジブリ映画の「おもひでぽろぽろ」がミュージカルになって 公演されることをポスターで知った。 「おもひでぽろぽろ」といえば、ジブリの中でもリアル派の 高畑勲監督の作品で、少女趣味といえば少女趣味だが、 その実、結構、現実的な話が多い。 なかでも印…

石油ファンヒーターの思い出

自宅がマンションから一戸建てになって一番の違いと いえば、なんといっても 寒いッ! ということです。 もうね、全然違う。なんであんなに違うの。 住んでる場所も違うが、それ以上の違いがある気がする。 そこで大活躍するのが、石油ファンヒーターだ。 石…

ラーメン屋はラーメン屋でも

自宅近くには先日書いたにんにくを搾って入れるラーメン屋と、 もう一つのラーメン屋が、私の中では「2大ラーメン」である。 そのもう一つのラーメンというのが、「二郎」である。 関東のラーメン好きにはもうおなじみだろう。 二郎は、慶応大学が近くにあ…

心の糧

いままでつくった本を中国語で出版したいという申し出は 何度かいただいたが、つくった本が受刑者のための矯正用教材に なるというのは初めてだ。 著者も快諾してのことで、ライター冥利、編集者冥利に 尽きるというしかない。 私などがつくった本がそれほど…

クリスマスに仏教の話

買おうとする心を「断」つ、 不要なものを「捨」てる、 物質的な欲求から「離」れるを意味する「断捨離」がブームだという。 大掃除の時期を得たものとも思えるが、それ以上に世相を反映している。 ぱっと見た感じ、仏教っぽいと誰もが思ったのではないか。 …

クリスマスに思い出したい話③

私がいつも紹介しているロバート・フルガム氏の本の中には、 クリスマスの逸話が多い。その中からまた1つ紹介しよう。 『いったいぜんたい、どうしてこんなことをしてきたのだろうか』 の中の「オレンジ」という話である。 フルガム氏が牧師だったとき、ク…

あれほど何度も言ったのに

先日、長女が自分の欲しいものを買ってほしいとき、 「お父さんに買ってあげようよ」という浅知恵を駆使する 話を書いたが、そうかと思えばまだまだ知恵が足りない場面もある。 春から通う幼稚園で行なわれた文化祭のような催し物に行った。 そこではいろん…

クリスマスに思い出したい話②

【ジングルベルをつくった男】 クリスマスの電飾を見ると、思い出す話がひとつある。 この話を書くのは3回目になりますが、毎年考えさせられるのです。 ジョン・ピアポントというアメリカ人男性の話である。 『気がついた時には火のついたベッドに寝ていた…

生前の孤立した生活が問題

いま孤独死という言い方をもっと厳密な表現にしようということで、 「ひとり死」とか「孤立死」といった言葉が出てきている。 死ぬ瞬間にひとりで死ぬ「孤独死」と、生活そのものが孤立している 人の死を分けて考えようということである。 どんなに生前、人…

クリスマスに思い出したい話①

今日から一日おきで24日までに「クリスマスに思い出したい話」として これまでブログで書いた中から3つのお話を再録します。 【サンタロースが存在する証拠】 最近の親は子どもにサンタクロースを信じさせることに必死だという。 それは「いつまでも子ど…

普通が特別

「何で売れてるかわからん」 と思っていた。 人気ポップアイドルのパヒュームのことだ。 まさかのブレイクだっただろう。 本人たちが一番驚いたのではないかな。 そう思っていた矢先に、ある経済学者の話にハッとした。 その経済学者によると、「いまの若者…

にんにくを搾りあうふたり

引っ越した家の近くは、大学時代に住んでいた場所に近く、 借りていたアパートとはほんの数百メートルしか離れていない。 その大学時代、3年だか4年のときに近くにおいしいラーメン屋ができた。 にんにくを搾ってラーメンに投入するもので、当時から行列が…

野球は芝生の上でするものです

先日、芝生化の話を書きましたね。 芝生を巡って、大阪で事件が起こりました。 大阪の岸和田の中学校で、野球部員の保護者数十人が重機を使って、 グラウンドの芝生を剥がしてしまったのです。 芝のグラウンドはデコボコでイレギュラーするからというので、 …

この冬におススメ映画50本!

寒い冬、意外と時間を持て余す年末年始。 そんなときにはコタツに入りながら映画でも。 私がこれまで観た624本の映画から、厳選に厳選した 珠玉の50本を紹介します! スカッと爽快なものは少なく、陰鬱で、悲しく、苦しい映画が 多いかもしれませんが、…

浅知恵

3歳の長女は浅知恵が得意です。 母親と買い物に行ったとき、AとBかどっちがほしいかを聞くと、 Aを選び、「Bはお父さんのために買ってあげようよ」というのだ。 「お父さんのため」という、思いやりを駆使したかにみせて 自分の希望を通すという、高度…

かわいらしい時期は過ぎた

ある弁護士の友人は、自分で弁護士事務所を経営していて、 事務員以下総勢10名という大所帯だという。 会議などでは、「新しい仕事のやり方を業界に提示する」とか、 それにまつわる夢をみんなに語って聞かせるらしい。 とても大事なことである。 今の社会…

ああ、地デジ難民

新しく引っ越した家で、さっそくテレビの設置をしました。 私がやれるのは、テレビ・オーディオ・ネット関係の 配線ぐらいしかないのです。 壁からテレビに配線する。 あれ? 映らない。 UHFアンテナがすでについていることは確認ずみ。 UHFアンテナがついて…

引越し完了

引越しが完了しました。 今回は初めて引越し屋さんに依頼しました。 いやあ、他人にやってもらうとこんなに楽なのですね。 2トントラックが2台、総勢6人にやってもらいました。 一応、搬出搬入だけのコースだったのですが、外に出ている物も いくらか箱詰…

埃は宇宙と人間の結合体 

引越しのため、荷造りをしているとどうしても出てしまうのが 積年のホコリです。 2年住んだだけでも結構出るものですね。 あまり吸い込むとのどを痛めます。 このほこりについて、ロバート・フルガム氏は著書の中で、 こんな意味のことを書いている。 部屋…

公園に緑を

引っ越し先の家の目の前にちょっとした公園がある。 テニスコートが1面とれるかどうかの広さだが、 小さな子どもが遊ぶには十分だ。 周囲は芝らしきものが生えているが、真ん中は土がむき出しだ。 遊具や樹木はなく、水道とベンチがふたつあるだけ。 「利用…

10分で出来上がる本

「コーヒーを飲んでいる間に、本つくります!」 というコンセプトのオンデマンド印刷機が三省堂書店に登場した。 今まで店頭に在庫がない本は、書店あるいはネットを通じて 注文するしかなかった。 これには日数を要した。書店では「2週間後に入ります」な…

『認知症と長寿社会』

新聞協会賞などいくつもの賞を受賞した、信濃毎日新聞の連載を まとめた新書である(講談社現代新書)。 ここには長野県とその周辺に住む認知症の人々の様子と、 その周辺の人々の艱難辛苦の日々が綴られてある。 しかも実名で掲載されている。こんな連載は…

引越しをひかえて

前回の引越しから2年経っている。 当時のブログを振り返ると、最短3年、最長5年で家を買うぞーと 書いてある。1年前倒しで達成できた。 引越しに当たって、部屋の中のものを見渡してみると、 気づくことがある。 まあよく使ってきたなと思うものが多々あ…

欠如するからできること

疲れた心と体に、はい、1本。 名言サプリ 其の81 人は判断力の欠如で結婚し、 忍耐力の欠如で離婚し、 記憶力の欠如で再婚する 離婚調停などを引き受ける「離婚弁護士」の友人が 教えてくれたのがこの言葉。 まったく言い得て妙である。 恋は盲目というか…

飲み会のしきたり

飲み会などで、主催者に無断で人を増やしてもいいかどうか。 普通はあまりやらないと思う。 たまにこれをやってくれる人がいて、たまに困ったりする。 一声かけてほしいのである。 なので、自分が呼ばれたときは、他の人に声はかけない。 もしどうしても呼び…

地球と人間

疲れた心と体に、はい、1本。 名言サプリ 其の80 地球は皮膚を持っている。 そしてその皮膚はさまざまな病を持っている。 その病気の一つが人間である。 byニーチェ 「ツァラトゥストラ」より 地球にとって人間は病みたいな存在。 ニーチェの時代に環境問…

確信犯

確信犯かもしれない。 それとも暗に批判しているのか。 3歳の長女が、私のことを「通いの父親」だと錯覚しているらしい ことをこのブログで何度か書いてきた。 でも、それが錯覚なのかどうなのか、最近は怪しくなってきた。 先日など、朝、私が出勤の支度を…

戦争が絶えない理由

疲れた心と体に、はい、1本。 名言サプリ 其の79 国家あるところに戦争は絶えない byバーク こういうときの国家とは、近代国家のことで、 古代の「国」のことではない。 近代国家では国益こそがもっとも重要であるとされていて、 自国の利益によってのみ…