脳トレは家事から

「世界で最もロールスロイスを売った人」というと、
どんな人を想像しますか?
この人は、若いころに奥さんを亡くして、男手ひとつで
二人の子供を育てたというのです。
この話を本のなかで取り上げていたのは脳神経外科医でした。
「仕事術」を語る人じゃなかったんです。
その脳神経外科は言います。
仕事にかけられる時間はほかのセールスマンよりずっと少なかったはず。
にもかかわらず競争の厳しいセールスの世界で、トップの成績を
残せたのは、 限られた時間でやらざるを得なかった家事が
膨大な脳の基礎トレーニングの場になったと考えられる――
つまり、限られた時間で仕事をしなければならないから、
脳の回転数が上がり、バランスよく脳が鍛えられたというのです。
私は思いました。
「そうか、んじゃ、できるだけ家事をやろう!」
いや、単純ですねえ。すぐ影響されちゃう。
でもこれで頭が鍛えられるんなら一石二鳥。
脳トレゲームを買わなくても、家事をすればいいんだ。
今では食器の洗うのを「5分ですませる」とゲーム感覚でやってます。
もっと高率的な方法を見つければ、もっと短い時間でできるかもしれない。
いいことを聞いた。
もう「アレリーマン」からは卒業だ!
これからもっともっと家事をやるぞ(できるだけ)。