2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

平穏な1年

今年を振り返ってみて、3大出来事を決めてみた。 3.子供たちの学習机につける棚を丸1.5日かけて制作 10連休のGWを利用して、ホームセンターの工作室で つくってみたのだが、思いのほか大変だった。 出来栄えは、想像したものよりへぼかったが、 プロ…

「普通」の呪縛 

呪縛、呪い、洗脳…… こんな言葉で表現されている認識がある。 「普通である」 これだ。 日本の社会は普通であることがよしとされ、 そこから外れていると、大変に生きづらい。 取材に行ったり、勉強会に出たりすると、識者が 「この呪い、呪縛、洗脳を解かな…

結果とか成果とか

現代社会はとかく「結果」や「成果」を欲しがる。 何らかの原稿を書くとき、どんな結果や成果が出たのかを 知りたくて、取材する。 だが、人生においては、結果や成果はそのときの一瞬を 切り取った、「現時点での通信簿」でしかない。 人生は長い。 どんな…

薄味

出版業界には「ドラマチック」を求めるクセがある。 この世界に20年どっぷり浸かってきて、 自分はそれをあえて避けてきたところがある。 浮き沈みの起伏が大きいほど、物語はおもしろくなる。 シンデレラは、いじめられていたからこそ、 後の王子との出会い…

「特定の思想・信条」ってナニ?

「特定の思想・信条を掲げる団体の取材はお受けできません」 そんな文言で、取材後に記事掲載を断られたことがある。 たぶん先方は宗教団体を想定している。 いまどき宗教団体はすべてカルトだと信じている人はいないだろうし、 宗教団体の中にはまともなの…

変換

「わかりやすい本を書くのは恥」 と思っている大御所がたまにいる。 そういう人は例外なく大学教授である。 著名な文化人の中にも、 「わかりやすく言ったら負け」みたいな感覚がある人が いるような気がする。 難しい言葉や言い回しで、素人を置き去りにす…

緑茶がインフル予防に

12月11日にインフルエンザA型の判定が出てから、 金曜日の午後まで寝込んでいた。 土曜日になると、そこそこ元気になってうどんや ご飯も少し食べられるようになっていた。 だいたい80%ぐらいの体力に戻った。 だけど、16日の週になっても、微妙に…

一本化して

最近、仕事の業務連絡としてFacebookやLINEを 活用する人が増えてきた。 ある人は、Facebookで連絡をくれるし、 ある人はLINEで連絡をくれる。 私はどちらもかなりライトなユーザーなので、 見逃していることもしばしばだ。 見逃さないように、スマホに…

部は嫌いだけど、やってるラグビーは好き

かつて大学ラグビーの対抗戦グループは、 総当たりのリーグ戦ではありませんでした。 ラグビーはそもそも対抗戦を重んじる競技だったため、 総当たり戦という概念が薄かったのです。 なので、そういうアマチュアリズムを重視するルーツ校である 慶應大学は、…

まずは大人が先に子どもを信用しよう

年長の長男が通っている幼稚園の園長先生から こんな話がありました。 散歩に出るとき、まず先生から注意事項がくどくどと 説明されます。 先生の前を歩かない、お友達と手をつなぐ、 急に走りだしたりしない……etc 子どもは、まだ一歩も外に出ていないのに注…

先を予測して時間を大切に

僕は人に言わせるとせっかちなのだそうだ。 昔は全然そうではなかったが、仕事をするようになって、 効率的な仕事をしようとして、時間が大切になった。 だからなのか、あれは本当にイラつく。 発券式の駐車場で、あのバーの前に行ってから 駐車券を探してい…

13年ぶり

15日、大学ラグビーの全国大会は、3回戦が行われた。 捲土重来を期した帝京大だったが、流通経済大学に 公式戦で初めて敗れ、13年ぶりにベスト4に残れなかった。 13年前といえば、現パナソニックの堀江翔太選手らのころ。 彼らのころは、ベスト4に…

最後にこんな「闘」かよ

今年の漢字一文字を求められて、 私は「闘」を選んだ。 何しろ、2019年は私にとっての一大イベントだった ラグビーW杯があったからだ。 ラグビーの日本語の言い方が「闘球」だ。 まあ、もっともほとんどこの手の表記は目にしないのだが。 だけど、今年の…

目標と目的

ラグビー日本代表は、目標と目的を区別した。 彼らがいうには、 目標とは、具体的な達成項目。 目的とは、目標を達成することによって、 自分たちがどうなりたいかを示すもの、である。 そこでラグビー日本代表は、 目標を「W杯ベスト8」とし、 目的を「多…

「負けてもいい、投げ出してもいい」 

「それが大事」 大事MANブラザーズバンドという、バンドが 1990年代初頭に歌った曲である。 大事MANブラザーズバンドという、バンドの名前に 「バンド」とついている珍しいバンドである。 一発屋を予感させるようなバンド名であり、この曲名。 この歌に…

魚の皮が嫌いな子どもたち

子どもはなぜ「魚の皮」を食べないのだろう。 「うちの子は魚の皮を食べない」という話は、 たまに聞く。 うちの子もまったくそうだ。 食べる子もいるが、好きではないようだ。 まあ、大人でも食べない人がいるから、 子どもが嫌いでもしかたない。 あの食感…

「教育投資」は嫌い 

「教育投資」という言葉が嫌いだ。 投資というと、必ずリターンという言葉がセットになる。 資産形成にはリターンが必須だ。 だけど、教育という人の育ちのところに リターンという見返りを求めるのはおかしい。 自分の子であろうが、他人の子であろうが、 …

不自由と不寛容

ひきこもりと認知症の問題は似ているところがある。 周囲がおおらかだと、 「ちょっと変わっているね」「とぼけたおじいさん」 ですむ。 問題にしてしまっているのは今の社会のほうなんだよね。 発達障害もそうだ。 「ちょっと変わっているね」ですむ社会が…

韓国ブームいまだ冷めやらず

韓国ブームはいまだ冷めやらず。 20代、30代も女性は韓国が大好き。 Kポップから入って、インスタは韓国を真似たもので あふれているという。 韓国では日本に過去、どんなことをやられたかを虚実交えて 熱心に教えているから、悪い感情もあるのだが、 …

「だまされるほうが悪い」は一理ある

「だまされるほうが悪い」は一理あると私は思っている。 詐欺には2つのパターンがあって、 たとえば、「これを買わないと、あなたに不幸が起こるよ」と マイナスイメージを植え付けるものと、 「この未公開株を買うと儲かりますよ」とプラスイメージを 植え…

「TWO TEAM」の反省の末に

流行語大賞に「ONE TEAM」が選ばれた。 ラグビー日本代表がワンチームを志向したのは、 過去の苦い経験があるからではないかと推測する。 2007年と2011年のW杯だ。 このときは、オールブラックスのレジェンド「JK」のとき。 JKといっても女子高生で…

自分への毒

「言いたいことが言えないこんな世の中じゃポイズン」 反町隆史が歌った「ポイズン」の一節。 言い得て妙。 言いたいことをいうとどこかから批判が来る。 それを恐れて、言いたいことを胸にしまっておく。 この状態は自分に毒を盛っているようなもの。 だか…