2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

こだわりは独りよがりかどうか 

こだわりが強い人というのは人生で苦労するなと思う。 たくさんの人と同じ社会で暮らすのだから、 自分が心地よくないことがあっても当たり前と考え、 許すことが、ムダなこだわりで疲れてしまわないための方法だ。 私の場合、「仕事でいいものをつくる」以…

手離すことは難しい 

世に子育て4訓というのがある。 1.「乳児はしっかり、肌を離すな」 2.「幼児は肌を離せ、手を離すな」 3.「少年は手を離せ、目を離すな」 4.「青年は目を離せ、心を離すな」 親と言うのは、子どもを手放していくのが難しいんだよね。 とくに母親は…

55歳からのチャレンジ 

将来的には今の場所に住まなくなる、もしくは2拠点生活する、 別の仕事をするってことも考えるようになってきた。 職住の環境がガラっと変えることができるのは、 子どもがみんな大学生以上になってからだろう。 それは私の場合、56歳ぐらいになる。 新し…

祝! ベスト4 

わが帝京大学準硬式野球部が快挙です。 22日から行われていた全日本大学準硬式野球選手権大会、 ベスト4進出を果たしました。 創部以来初めての全日本選手権大会出場で、 2回戦から登場し、初戦の新潟大学に24-3で勝利、 3回戦の大阪商業大学に4-3…

境目をなくす

50歳になったらチャレンジしようと思っていることがある。 週休2.5日制度だ。 自営業だから自由に休むことはできる。 だからいつからだって週休3日は可能だ(収入のことを考えなければ)。 今は土日祝は休み、盆と正月も世の中と同じが少し多いぐらい…

キャンセル 

最近、私がやっている月刊誌の仕事で取材後に 記事掲載がキャンセルされることが2度あった。 理由は、月刊誌が発行元となっている団体が 宗教団体と勘違いされているからということだった。 宗教団体ではないということはハッキリしているのですがね。 その…

社会の要請からしか教育は変わらない

日本社会にはびこるマッチョな男社会の弊害 これはいまだに根強くありますよね。 規律を守りながら競争に打ち勝つことが大事だと。 だから男たるもの育休なんてとらずにがむしゃらに働けよと。 これって実は高度経済成長の時代のスタイル。 その時代に幼少期…

仙台育英優勝は時代の分岐点 

高校野球は仙台育英が東北勢で初めて優勝した。 なんといっても素晴らしかったのは、 複数投手で上り詰めた点だ。 ベスト8まで勝ち上がったチームの中には、 エースと2番手投手の力の差がけっこうあるチームもあったが、 仙台育英の投手陣はどの投手も甲乙…

フリーランスに向いてない人

フリーランス、自営業をしていると、錯覚する。 入ってくるお金が多いからだ。 これは会社員の給与と違って、もろもろが引かれないせいだ。 給与明細を見るとわかるが、社会保険料や所得税、住民税で ごっそり引かれるわけだが、自営業は違う。 私のような執…

無人化社会

昨今の無人化技術っていうのはすごいですね。 先日、トイザらスにいったら、商品が入ったトレーを載せた 無人棚が店内を巡回していた。 目の前に立ちはだかったら、しばらく止まってから、 向きを変えて私をよけていった。 ちょっと不気味だけど、これも慣れ…

こだわりなど 

変な職人気質があると、モノづくりは苦労するなって思う。 こだわって自分の個性を出そうとすると、だいたいが失敗する。 お客さんはそんなの望んでいないよってなる。 芸術の世界でそれが通じる人も、一握りはいるかもしれない。 こだわって、こだわって、…

先祖の因縁はあるか 

岡山にいたころは毎年お盆の時期にはお墓参りをしたので、 東京に来てしなくなると何か決まりが悪い。 それぐらいの宗教心しかない私だが、宗教者の話でひっかかることがある。 それは「先祖の因縁」によって子孫に悪影響があるということを 語る宗教者がい…

いつの日か 

早いもので8月ももう半分が過ぎた。 フリーになっていつも迷うのが、いつ休むかだ。 版元の編集者さんはお盆時期を外して休みを取ることがあるので、 この時期にも仕事が入ってくることがある。 ある編集者は8月の前半に取るが、別の編集者は後半に取る。 自…

お金ではなく交流 

昨日、「死んだ人が現世に影響を与える考え方は受け入れられない」 と書いた。 なぜこう考えるかというと、 「死んだ人が現世に影響を与えられる」を認めると、 カルト集団につけいるスキを与えることになるからだ。 彼らは成仏していない人が悪さをしている…

見守るだけにして

今年もお盆の時期が近付いた。 諸事情あり、私の実家のほうも妻の実家のほうも 墓参りには行けていない。 そういうのがちょっと気になってはいる。 私は仏教の考え方は気に入っていて、自分の考え方のある一部分は 仏教の考え方からきたものだということを自…

休んでいる人を妬むな 

収入が多い人に嫉妬するのはわかるのだが、 休みが多い人を妬むのはよくわからない。 自営業者の中には休みをたくさんとっている人もいて、 それは仕事のやりくりをしたり、それでもちゃんと収入を 得ることができるからそうしているのである。 なのだが「だ…

自然淘汰の中の人間 

森林インストラクターの勉強をしたり、進化論を学んできたりした結果、 「植物の生存戦略」というのは、そのまま受け取ってはいけないと思っている。 植物は生存戦略なんか考えていません。 DNAのコピーミスが起こって多様な植物が生まれ、 環境に適したもの…

そりゃ誰かは死ぬよ 

今年も量産される「死んだ人のために」の記事。 甲子園の球児たちの記事でこれは定番だ。 死んだ球友のため、父親が死んで母親が女手ひとつで育ててくれた、 なかにはおじいちゃん、おばあちゃんが死んだというのもある。 甲子園には800人以上の選手が登…

共感疲労とは

共感疲労と言う言葉を最近知った。 共感することで疲れてしまう現象だ。 たとえば、子どもが犠牲になる事故や事件が起きたとき、 かわいそうにと共感することがあるだろう。 このときには感情に刺激を受けるので、それなりに疲労するのだという。 かわいそう…

50:50 

人格は、生まれ持った先天的なものと、 のちの育った環境による後天的なものと どちらの影響が大きいのかと、いろんな話のなかで話題になる。 ある先生は、いろんな研究を概観すると50%ずつだと言っていた。 私もこの説を採用することにしている。 全部自分…

いまは難しいと感じる 

上の世代を見て、思っていたことが、 今は自分がそうなっているなと感じることは多々ある。 年々難しくなっているなと感じるのは、 「他人の忠告を聞き入れる」ことだ。 特に仕事のことになるとよけいに難しい。 「こっちはプロで何年やっていると思っている…

趣味の悪いやりとり 

ある出版社から支払いの通知がくると、そこに「先生」と書いてある。 先生と呼ばれるのはかたはら痛しというか、気恥ずかしい。 そんな大したものではありません、と思う。 なので、ふざけて「先生」などと言われると、 からかわれているようでカチンとくる…

実感

行動制限のない夏休みとはいえ、気軽に出歩ける状況には まだまだならない。 なにしろ東京は万単位で感染者が出ているのだから。 コロナになってから3年の思い出はほとんどない。 あらゆるイベントがなくなったからね。 大人たちはこれを理由にめんどくさい…