やわらかい日本車

以前の車の事故の修理のため、町の修理屋さんにいったとき、
店のおにいさんが興味深い話をしてくれた。


日本の車はちょっとぶつかっただけでもかなりへこむように
やわらかいボディーをつくっています。
そのことで当たった人や物を守ろうという考え方。
逆に欧米は硬い車体をつくって、中の人を守ろうという考え方です。


へ〜、そんな違いがあったのか。
たしかにプロ野球選手がベンツを好きなのは、車体が硬いから
体を資本とする選手たちが自分の体を守らないといけない
という話を聞いたことがある。
しかも、欧米人なんか車がへこんでても関係ないしね。
だから、ちょっと当たっただけでべっこりへこんだら
走らなくなってしまうんで困るわけだ。
日本車は極力ぶつかるのを避けるから、当たったときに
当たった相手を守るように設計されている。
そう考えたら、日本では日本車を乗るほうがいいということか。
それにしても、当たった相手を守るというのは、
やさしい日本人らしくていいではないですか。