2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「プラダを着た悪魔」

私もこの大学出たての小娘と同様、わかったような顔をして 「ファッションなんて」と言っていた時期があった。 私がその考えを改めたのは、30歳になって初めて フリーマーケットをひやかしで見てまわったときだった。 私はたくさんの洋服を売りに出してい…

ハチミツ収穫体験

近所ではちみつの収穫体験イベントがあるというので、 子どもたちにはめったにない機会と思い、行ってきた。 いつも通勤に使う駅から徒歩15分ほどのところに 広大な農地を有する農場がある。 そこに若い人が就職して、養蜂をはじめたらしい。 といっても、…

今を生きる

同窓会で昔を振り返っていると、よくあるのが、 「あの頃に戻って勉強をやり直したい」という話題。 みんなやり直したいんだねー。ちょっと意外。 ぼくはまったくやり直したいなんて思わない。 もうちょっと勉強をやっておけばよかったとは少しは思う。 ただ…

プチ同窓会

知っている限りの高校の同級生にメールを送って プチ同窓会を開いてみることにした。 9人に連絡し、5人は参加OK、1人は「顔出すくらいなら」、 3人からは返信がなかった。 ということで、6〜7人を見こしてスタート しようと思ったのだが、7時の開宴…

子ども用シートは生後すぐに

交通事故のニュースで子どもが犠牲になるものを見聞きすると、 いたたまれない気持ちになるのと同時に、 「親はちゃんと子ども用シートに子どもを座らせていたのかな」 とも思う。道を行く車の中を見ると、子どもが席に座っていないのを よく見るからだ。 ニ…

「容疑者Xの献身」

東野圭吾氏の作品はいくつか読んだり、観たりしている。 その中でこの作品だけは映画だけ。 東野ファンには原作に忠実でないとの批判があるけど、 映画はなかなかよくできていて良かった。 でも、主人公の意見を聞いてまわるだけの芝咲コウが役不足すぎて ち…

順調に育ってます

4月15日に捕獲してきて育てているおたまじゃくし。 明らかに大きくなってます。 体調はもう3センチくらいになったか。 ひとつわかったことがある。 捕獲してから3日間ぐらいは、彼らは黒いうんちを出していたが、 米をあげるようにしたら、4日目ぐらい…

恐怖政治はいかがなものか

地獄絵本が人気だという。 リアルな(?)地獄の絵が書かれていて、それに恐れをなした 子どもが地獄に落ちまいと、従順になることを望んで 親がこぞって求めているのだという。 私も子どもには恐怖政治をするほうだったのですが、 この件を聞いて、ちょっと…

兄気質、弟気質

持って生まれた先天的なもののほうが、 生まれた後の環境によってできた後天的なものより、 人格形成に大きく影響する、というのが私の持論です。 でも、後天的なもので「確かにあるよな」と思うのが、 きょうだいの関係。 兄弟でも姉妹でも、兄は兄らしい性…

37回目!

去年の誕生日は、震災の取材のために岩手を訪れました。 今年の誕生日は、ラジオ出演のために横浜を訪れました。 というのも、3月に出版した本の宣伝をしてくれるという ことなので、喜び勇んでいったわけです。 話が来たのは3日前だったので、「なんか考…

心のありよう

疲れた心と体に、はい、1本。 名言サプリ 其の158 幸福とは、 置かれている状態のことをいうのではない 心のありようをいうのだ 誰がいったかわからないこの名言。 もうこの一言にすべていいつくされていますよね。 環境を整えようとばかりしてしまうん…

こんな仕事があったのか

第1回 こんな仕事があったのか?! をお届けします(2回目があるか知りません)。 仕事でたまに裁判の傍聴席を求める整理券をもらう人員に 駆り出されることがある。 「東京地方裁判所には傍聴席を求める人の列が……」 などといってニュースに出るアレです…

「〜のために」は卑しい

疲れた心と体に、はい、1本。 名言サプリ 其の157 どれほど良いことに見えても、 「〜のために」行うことは、 卑しく貪欲なことだ (ニーチェ) ニーチェの本が最近受け入れられているのには、 彼の根底にニヒリズムがあるからと見ている。 素直であるこ…

よくある記事ですね

毎年この時期になると、「新入社員のびっくり言動」みたいな 記事がたくさん出てくる。 毎年同じようなものを読んで、毎年楽しんでいる。 でも、それは「いまの若い奴はヒドイな」というのも もちろんあるけれども、どっかで「まあ、それはいつの時代もそう…

公園が好きな理由

休みの日はもっぱら公園で子どもと戯れる。 土日では必ず一回は行く。 公園をつくる仕事なんていいなあと思ったりする。 なんでそんなことを思うかというと、 子どもと遊んだたのしい思い出があるのもひとつだけど、 黒澤明監督の映画『生きる』を見たせいで…

おたまじゃくし、飼いはじめました

年中になった長女が幼稚園からおたまじゃくしを持って帰ってきました。 見たところかなり小さいおたまじゃくしで 卵からかえったばかりのようでした。 なぜか私が帰宅したときにはもうすでに3〜4匹ほど死んでおり、 存命はあと2匹になっていたようでした…

世の中のおじさん

人の年齢の見方にはいろんなものがある。 あと1週間もすれば、私は37歳になる。 ある集まりに参加すれば、そこでは最年少だが、 子どもたちが集まる場にいくと、申し開きのできないオジサンであろう。 ある取材で19、20の青年に話を聞いたときのこと…

『芝庭つくり コツのコツ』

草を刈ったときの香りがストレス解消に役立つとかなんとか。 そういう情報を見聞きした。 だからというわけではないが、公園の芝生に寝転ぶのが好きで、 晴れた日にはよく公園に出かけている。 そういう芝生を自宅にもつくろうと買ったのがこの本。 もともと…

内発的な動機と外発的な動機

子どもがやりたいということをどの程度、実現させてやるか 世の親たちは常に悩んでいることと思う。 小さい子は自分で考えて行動するのが難しいので、 親がすべての面で導いていかないといけないのだが、 成長するにしたがって、その手綱を緩めないといけな…

「でっかいダイヤの指輪」の意味

よく財をなした芸能人や社長さんのお宅訪問などで 特に女性で大きな金、ダイヤの指輪をしている人が出てくる。 人々はみな、 「うわあ、成金っぽい。ダサい! エグい!」 と思う。 でもあれってね、リスクヘッジなんですってね。 プラチナやダイヤモンドは価…

言い訳は「間違えたんだよぅ」

子どもの言い訳というのは、浅はか過ぎてわらってしまうことがある。 長女(4歳)の最近のお気に入りは「間違えたんだよぅ」である。 ipadを勝手にやっていても「間違えた」 つまみぐいをしていても「間違えた」 といってその場を切り抜けようとする。 たぶ…

スカイツリーとDIYの関係

スカイツリーにプラネタリウムができたんだってね、へー。 なんにもかかってない。笑い話にもならない。 せっかく日本で一番高い場所にあるのに、 そんなところにまで行ってモニター見なくってもね。 どうせなら、天窓が開くようになってて、座席が回転して …

開発の歴史

先日、近所の住宅地造成について書いた。 現地を見てみると、681区画、「森都心、誕生」とある。 「森都心」というのがこの住宅街の名称らしい。 近くに神社があり、その周辺は鎮守の森で覆われている。 その神社を残してぐるっと周りが数百メートルに渡…

「名刺交換させてください」の真相

私のいっぱしの東京人であるな、と思うことがある。 春になると、会社の研修か何か知らないが、 「度胸をつけるために、知らない人と名刺交換する」 という課題を新入社員につきつけている会社があるらしい。 そういう人についに私も出会った。 「会社で名刺…

『公務員の異常な世界』

公務員改革については、大阪で元府知事であり、 現市長の橋下氏が辣腕を振るっている。 国政でも国家公務員の新規採用を減らすとか、議員歳費を減らすとか いっている昨今、公務員改革はまったなしでしょう。 というのも、増税議論がなされるときは、必ず「…

オリオン座がなくなる日

オリオン座の左上に輝く恒星、ベテルギウスが晩年にあるという。 恒星としての命が尽きると、超新星爆発(スーパーノヴァ)を 起こして、宇宙の藻屑となる。 オリオン座がなくなるわけだ。 これまでにもいくつか超新星爆発は確認されている。 肉眼で観測でき…

30代になって戦争のことについて考える人たち

夏でもないのに戦争の本を読んだおかげで、 いろんな人の話を思い出した。 30代になると、戦争とか日本とか国家というものについて 考えるようになるらしい。 そんな雰囲気など微塵も感じさせない人が、 戦争ドキュメンタリーが好きだったり、靖国神社が好…

類まれな暴風雨

朝から天気が大荒れの予報が出ていた。 西から天気は崩れ、昼過ぎには東京は徐々に雨と風が 強さを増してきていた。 テレビが各地の被害状況と交通機関の情報を流していた。 早く帰れという公営放送と、交通機関がマヒするからすぐに帰るなという 民放の間を…

『永遠の0』

『風の中のマリア』がよかったので、今度は同じ著者の 『永遠の0』を手にとってみた。 文庫で600ページ近い分量があるが、スラスラと 大変に読みやすい内容になっている。 戦記ものというのは、それを読みなれている人にはいいが、 読みなれていない人に…

テレビが映すタイ

真冬に帰宅して、風呂の湯船につかった瞬間、 「あ゛〜、う゛〜」 と安堵の声を出していたら、細君が風呂場のドアから顔を出し、 「呼んだ?」 と言われたそそくさです。 数年前に出した本のタイでの出版の話がきた。 タイ、そう、あのタイ王国だ。 最近のタ…