ドラセナ・ゴッドセフィアナ

ドラセナ・ゴッドセフィアナ
これは有名なマフィアの名前ではない。
れっきとした観葉植物の名前なのだ。
先日、結婚と妊娠のお祝いで、ライター仲間さんから花をいただいた。
その中に入っていたのが、このドラセナ・ゴッドセフィアナなのです。
花はもう枯れてしまったので、この観葉植物だけ抜き取って
水につけてしばらく置いておきました。
すると、2週間ぐらいで根が出てきました。
水分と養分を得ようとして彼らも必死なわけです。
花束に入れてあったやつですから、ざっくり茎が切られてあったんですが、
茎から根が生えてくるんですね。
その様子が健気でなかなかかわいい。
植物を見ていると、大げさだけど、世の中の摂理がわかって勉強になる。
彼らは環境が貧しければ貧しいほど、多くの根を伸ばそうとするし、
光を求めて茎を伸ばす。
植物というのは、広大な土地にポツン、ポツンと植えても生長が遅い
のだそうです。ある程度、密集していると競い合って高い木になる。
道端のタンポポを観察してみてください。
背の高い雑草が周りに生えているタンポポと、背の低い雑草しか
生えていないタンポポではその「首」の長さが違うのだ。
人間でも同じではないだろうか。
多くの競争相手の中でもまれるからたくましい人間が育つ。
養分の少ない土地だからこそ、太く長い根が育つ。
ドラセナ・ゴッドセフィアナは、鉢植えにしてみようと思います。
今後の生長がたのしみであります。