2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

アドラーとの出会い 後編

アドラーは、人間は優越性と劣等感を持っているという。 それが息苦しさの源泉だというのだ。 自分のことが好きになれないというのは、 そういう自分をあえて選んでいる。 自分のことを好きになってはいけないのだと思っている。 自分のことが好きになると自…

アドラーとの出会い 中編

アドラー心理学の考え方は、自分がこれまで考えてきた、 楽に生きるための考え方に似ていることにも非常に驚いた。 かつてのこのブログでも書いたように、 「他人と過去は変えられぬというが、過去も変えることが変わる。 起こった事実は変えられないが、そ…

アドラーとの出会い 前編

私は世間でブームになっていることや、話題になっていることに 敏感ではないし、すぐにそうした本を読んだり、映画を見たり、 観光したりすることはない。 けれども、実際に会った人の口から聞かされると、 どうにも気になって、読んだり見たりせずにはいら…

サンウルブズ大敗

ラグビーの最高峰プロリーグ、スーパーラグビーに 参戦している日本のサンウルブスは初戦に臨んだ。 結果は83−17と、13トライを奪われて大敗した。 序盤の10分ほどで3トライを取られるなど、 まったく歯が立たなかったという印象だった。 相手に研…

ひとりでできた確定申告

いちおう確定申告の書類をそろえた。 あとはあとひとつだけになっている支払調書の到着を 待ってから、貼り付けて送り出すだけだ。 青色の65万円コースを選択したので、 複式簿記を勉強した。 複式僕に対応したスマホアプリの記帳ソフトを使って 1年間記…

小学校の英語教育ってどうなの

小学校英語教育が話題だ。 いまのところ、すでに5年生からは英語教育が行われて、 すでに必修化されている。 2020年からは「小学3年生から必修化」、 「小学5年生から教科化」されるらしい。 必修化と教科化の違いはよくわからないのだが、 教科化さ…

幼稚

24日はプレミアムフライデーなのだそうだ。 これは政府の働き方改革の一環なのだろう。 月末の金曜日は午後3時に退社して、遊びましょうってこと。 昔はこんなものを設定しなくても、 適当な理由をつけて、「取引先から直帰します」とかいって、 さぼるこ…

尊重して待つ

次女の通う幼稚園で劇の会があった。 次女は1つの役を、2つの幕で演じた。 主役でもなんでもないが、彼女らしく味のある演技で 堂々としたものだった。 本番までは緊張しているといっていたが、 どこらへんが緊張しているのかわからなかったほど 堂々とし…

たぶん勝てない

今年はオリンピックの年でもなければ、 サッカーワールドカップの年でもなく、 野球のWBCの年である。 2018年はサッカーワールドカップの年、 2019年はラグビーワールドカップの年、 2020年はオリンピックの年という具合に、 スポーツイベン…

広がるか部活の外部指導者

中学。高校の部活動の顧問が外部から招へいできるようなことが、 これからどんどん進むかもしれない。 文科省は、この4月から「部活動指導員」として、 教員でない人が指導できるようにするという。 これまで法令上の規定がなかった外部指導者の位置づけを …

サンウルブス再起動

サンウルブスが再起動する。 今年もスーパーラグビーの季節になった。 昨年は1勝1分13敗という結果に終わった サンウルブスだが、勝てたかもという試合が、 2,3試合あった。 今年は欲を言えば5勝、最低でも3勝はしてほしいな。 スーパーラグビーは…

名言との縁

歩くということは、 右足と左足を交互に前に出すことである これは中世の有名な海外の哲学者が言ったことである。 一見当たり前のような言葉だが、 含蓄に富んだ言葉だ。 歩くということは、人生にも通じる。 前に進むには、足を前に出すという物理的な動作…

社会を変えるには

社会を変えるのは容易ではない。 いろんなやり方があるけれど、容易でないことは確か。 たとえば、学歴で人を判断される社会はおかしいと思ったのなら、 自分が高学歴になるか、学歴がなくても幸せになるしかない。 学歴で人を判断する社会はおかしいと不満…

富士山に高山植物が少ない理由

富士山には高山植物が少ない。 高山植物というのは、高木が生育できなくなる森林限界を 超えてなお生育している植物のこと。 ハイマツ、コマクサ、ワタスゲなどがそうだ。 その高山植物は、なぜ富士山にはあまりないのか。 それは富士山は氷河期のあとにでき…

人間尊重

私がよくここでいう人間尊重の考え方は、 自然と調和する生き方と対立する概念ではない。 私の感覚では、人間尊重にしたところで、 それも所詮は自然の中の話というのがある。 どんなに人間が身勝手な行動をしたとしても それも含めて自然の話なので、 人間…

偶然といえば偶然

前にお坊さんの話を本にしたことがあるのだが、 そのときは出版社が企画した本だった。 今度は、自分が企画した別のお坊さんの話を本に するために、同じ出版社の編集者さんと そのお坊さんに会いにいった。 すると、そのお坊さんは、前につくったお坊さんの…

引きこもりはすぐそこにある

引きこもりの人に犬の保護施設での散歩の仕事を やってもらうということが行われているらしい。 犬の保護施設というのは、だいたい寄付で運営されている のだと思うが、そこで働くスタッフはボランティアで やっている人もいれば、少しの報酬をもらっている…

燃焼

火が燃えるという現象は、火があるから燃えるのではなく、 物質がある一定の温度になったときに起こる。 だから、自然発火という現象が起こる。 人間の体内で起こっている現象もこれと同じで、 酸素と有機物で二酸化炭素と水ができるとき、エネルギーが出る…

先を見る

新宿に元受刑者が店員と働いている居酒屋が2軒ある。 「新宿駆け込み餃子」である。 私は一度だけ行ったことがある。 このお店は一般社団法人再チャレンジ支援機構が 運営している。 出所者の再就職支援などを行っているところだ。 多くの有名人が支援、賛…

平泉記 後編

9日は8時に宿を出て、達谷窟という史跡を訪ねた。 詳細は割愛するが、これがなかなかの建造物なのだ。 レンタサイクルを借りて、5.7キロの道を 寒風を切り裂きながら疾走した。 息が上がり、汗がにじんできた。 周りは雪国の景色そのもの。 30分で到…

平泉記 前編

宮城県北部で打ち合わせ&取材があったので、 少し足を延ばして、平泉を見てきた。 平泉は言わずと知れた、世界遺産の街である。 奥州藤原氏三代(四代ともいう)が映画を極めた 100年で仏教文化が花開いた。 その遺産が状態よく保存されているというのが…

人身事故多い

私は自宅ある八王子から打合せ、取材などで都心へ 週に2,3日でかけている。 ここのところ、電車の人身事故に遭遇することが本当に多い。 人身事故の場合、普通は電車に飛び込む自殺を指すと思う。 私はだいたい昼間の電車に乗っているだが、 本当にここの…

弁護士の貪欲さ

ラジオがおもしろいとたまに聞く。 テレビが自主規制に走って、あたりさわりのない 話題だけを扱っているけれど、ラジオはそのへんを 気にせず、タブーにもどんどん切れ込むからというのだ。 それで、久しぶりにラジオを聞いてみたんだが、 気づいたことがひ…

本もニッパチは暇?

「ニッパチは暇」 ということがよく言われる。 2月、8月は閑散期というのが商売の常識だ。 というのは、とても寒い日や暑い日は人々が 外に出ないから、というのが通説のようだ。 出版業界も例外ではなく、夏は売れないというのが 定説になっている。 だが…

まったく違う性格

長女と次女はまったく性格が違う。 次女の自転車の練習につきあった。 次女は、自転車を支えることを極度に嫌がり、 「支えないで! 自分でやる!」と強情だ。 長女のときは、支えていることに何の疑問も感じず、 素直に手助けされていた。 そういうのが次女…

発達障害と進化 後編

私は、発達障害の人というのは、進化の過程で現れた ニュータイプなのではないかとさえ思っている。 ニュータイプといえば、機動戦士ガンダムのアムロ・レイなんかも 自閉症傾向があるように見受けられる。 ……と、ここまで書いたところで、初めて「発達障害 …

発達障害と進化 中編

ともかく、発達障害は少数派であるために、普通でないという ことになっているのだが、それが悪(望ましくない状態)とは いえない。 善か悪かは、その特性が社会にとって有用かどうかで決まる。 社会的な適正がある人は、仕事をうまくやることができ、 社会…

発達障害と進化 前編

いま引きこもりをテーマに取材を行っている。 引きこもりの人の中には、 発達障害の人がかなりの程度いるという話だ。 発達障害は、社会性に関連する領域にみられる発達障害の総称で 小児自閉症、アスペルガー症候群、レット症候群、 小児期崩壊性(しょうに…