2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

食事と豊かさ

安価にイタリアンやフレンチが食べられる店が 流行っていると聞いたとき、日本人らしいなと思った。 味というのは、誰とどういう会話をしながら、 どういう雰囲気で食べるかで全然違うものになるのに、 味覚だけをキリキリ追求しようとする。 外的刺激だけを…

こぶしで歩く男とNYマラソン

昨日も書いたボブ・ウィーランドのことをもう少し。 彼はアメリカ横断だけでなく、各種のマラソン大会にも出場している。 そのうちのあるひとつの大会は伝説になっている。 1983年、ニューヨーク・シティマラソンが1万人の参加者を 集めて開催された。 …

こぶしで歩いた男

ボブ・ウィーランドという人のことをたまたま知った。 1946年生まれのアメリカ人だ。 彼は本を出版している。 邦題は『腕で歩く』。 「地雷で下半身を失いながら、こぶしで米大陸を走破した男の物語」 というコピーがついている。 彼は将来メジャーリー…

たのしいのはいいことだが…

小2の長女は毎日、宿題のプリントをもらってくる。 それも私が小学生のころはなかったことだ。 たまに宿題が出ることはあっても毎日ではなかった。 宿題のほかに、「振り返り」というプリントをもらってくる。 その日あってことを振り返って文章にするとい…

嫌いな人とも会うべき

取材で中国、韓国についての取材をすることが多い。 現地に行ったり、中国人、韓国人に取材するのではなく、 中国や韓国のことについて、日本人に聞くのである。 中国や韓国について特別な感情はもっていないが、 ネガティブ情報ばかりを聞かされると、当然…

ジドリボーってナニ?

「ジドリボー」って何のことか最初はわからなかった。 「地鶏棒」が思い浮かび、地鶏を使ったバンバンジーか とも思ったものだった。 自撮り棒は、いかにも海外の人の発送だと思った。 日本なら三脚を立てれば済むこと。 海外で三脚立てたら、カメラもろとも…

戦後70年

戦後70周年の今年はいろんな第二次大戦がらみの コンテンツが盛りだくさんだ。 半藤一利原作の『日本のいちばん長い日』は、再び映画化され、 8月8日に封切り。これはぜひ観たい。 それに先立ち、原作のほうも買ってきて読んでいる。 いろいろ諸説あるが…

教科書使い回し

教科書のイラストの一部に不具合が見つかったというので、 1万冊を回収するという出来事があった。 それで思い出したのが、教科書の使いまわしの議論だ。 多くの教科書は1年間しか使わない。 それはとてももったいない。 だから、教科書を使い回しにして余…

地域活動をする理由

「男も地域活動をしよう」というテーマの本をつくりたいと 考えて、いろいろな編集者さんの声を聞くと、どうも反応がよくない。 男性編集者というのは、多くが長時間労働でがんばっているから、 平日の仕事でクタクタになってしまい、日曜は家族とゆっくり …

ドッジボールはすべき

ドッジボールで思い出した。 ドッジボールはいじめの温床になるというので、 授業で禁止したほうがいいという意見があるみたいだ。 まあ、気に入らないヤツを集中砲火するみたいなことは 私の子供時代にもあった。 勝敗のあるスポーツというのは、だいたい相…

晴れても水泳中止

小学2年の長女の授業参観に行きました。 1、2時間目は水泳になっており、 3、4時間目を妻と交代で見るようにしました。 朝、プールに行ってみると、誰もいない。 着替えているのかと思って待ったのですが、 ぜんぜん来ないので、教室を覗いてみるともぬ…

最近のペット事情

最近のペット事情はすごいみたいだ。 ペットの誕生日にケーキをあげたり、高価な食事を与えたり している飼い主は多い。 そもそも子供がいなかったり、子供の手が離れてお金をペットに 使える中高年が多いのではないかな。 あと、高齢のペットのための介護用…

同じ店を選ぶ派

フリーランスになってから、昼食を外で食べることが少し増えた。 かつては都心の事務所で弁当を食べてから、取材や打ち合わせの 場所に向かっていたが、今は八王子から昼前後に行われる 取材や打ち合わせに向かっていると、ご飯を食べそびれるからだ。 自宅…

年齢と音楽

CDがいちばん売れていた時代は90年代だろう。 特に95年から99年ごろ。 織田哲郎とビーインググループね。 ZARDとかWANDSをよく聞いていた。 彼らに曲を提供していたのが、織田哲郎。 ひさしぶりにテレビに出ていたのを見た。 年とったなあ…

屋根なんかいらない

新国立競技場の建設がおおもめだ。 箱物にお金をかけても中身がないとダメだってことは これまでに多くの自治体が経験してきた。 さすがに国立競技場の稼働率が低いってことはない だろうけど、不満がひとつある。 それはなぜ、グランドの上にも屋根が必要な…

あれは、なんでかね。

あれは、なんでかね。 温泉とかプールなどで、更衣室にロッカーあるでしょ。 あれを選ぶときはとても慎重にやる。 周りに使っている人がいなそうなところを選ぶ。 着替えているところに、裸のおじさんが来られたら困る。 (といっても、こっちもけっこうなお…

国としての成長はどこにある

GDPと幸せは、あるレベルを境に連動しないことがわかっている。 ある年収までは、給料増加と幸せ感は正比例する。 給料が増加するほど幸せ感が増えていく。 ところが、ある一定の段階にまで達すると、 給料が増えても幸せ感は増えなくなっていく。 これが…

雑草の強さ

なかなか行けないでいた畑に行ってきた。 去年同様、もう草がボーボー。 意図しない植物が無秩序に生息範囲を広げようと やっきになって自己主張しているのである。 しかも名前のわからない草で、根を深く張るのがある。 ツベリヒユなどは簡単に抜けるのだが…

筋肉は数でものを覚える

筋肉は、時間よりも数でものを覚えるのだなと 気づいた出来事がある。 私は8歳のときから軟式野球、10歳のときからソフトボール、 中学では再び軟式野球をやり、高校で硬式野球、 大学で準硬式野球をやった。 そのなかで高校まで右投げ右打ちで過ごしたが…

幸せへの道

いま『家族という病い』という本が売れている。 家族の絆というものを前提に社会システムが構築されて いるが、昔のような家族はだんだんと減りつつある。 殺人の多くは家族間によるものというデータもある。 「家族だから」という甘えが怒りを爆発させるの…

書くことでストレス解消

次女の通う幼稚園で行われた父母の懇談会で、 ある母親が1時間も熱弁をふるったという話を聞いた。 この幼稚園の懇談会では、3,4時間の懇談会などザラ。 この日の懇談会では特に4人の母親が話をすることになっていた ようなのだが、そのあとの2人は短…

昆虫最強説

かねてより、私は昆虫最強説を唱えている。 最も強いものが、繁栄できていると考えたら、 どう考えてもアリだろうと思う。 遺伝子を残すのが生物の生きる意味だとしたら、 アリほどよくできている生物はいない。 だから、全世界のアリの体積を合わせると、 …

「あのね」の理由

次女はよく「あのね」を連発する。 「今日ね、○○ちゃんと遊んでね、それでね、あのね」 「あのね、今日、幼稚園で泥遊びしてたらね、あのね、あのね」 あせらないでいいから、落ち着いてしゃべればいいのにと思う。 兄がいる姪っ子も祖父に対してそういう話…

不穏な動き

最近、関東周辺で不穏な動きが多い。 震度5クラスの地震が頻発しているし、 去年の御嶽山のほかにも、箱根、浅間山などで噴火が懸念されている。 地震は大陸プレートの動きで起こることを、東日本大震災のときに みんなが知ったわけだけど、火山もプレート…

参観日で講演を聴く

今日は幼稚園の参観日でした。 子供の様子を見て、一緒に体を動かして遊んだあと、 ある先生による性教育の講演を聴きました。 こういう講演をやる幼稚園というのは少ないのではないでしょうか。 娘が小学校2年生なので、そういう問題はそのうち出てくる だ…

目先のお金よりも大事なもの

目先のお金より、大事なものをとったほうが、 あとあとお金もいっぱい得ることができる。 このことを考えさせられたのが、広島カープへの 黒田博樹投手の復帰だ。 一説によると、メジャーリーグの20億円のオファーを蹴って、 4億円で広島と契約をしたと言…

「ブラックホークダウン」

ブラックホークとはアメリカの戦闘ヘリコプター。 これがソマリアの戦場で墜落し、そこから泥沼の撤退戦を 強いられる米軍の話だ。 この映画は事実を元にしたものらしいが、 アメリカがソマリアにまで派兵していたのを初めて知った。 アメリカってどこにも出…

祝! 1部昇格!

東都大学準硬式野球リーグ、1部2部入れ替え戦、 國學院大学と1勝1敗で迎えた第3戦を観戦してきました。 帝京大学が12−2の8回コールドゲームで國學院大学を下し、 1部昇格が決定しました! 1部昇格は実に25年ぶりだそう。 平成4年秋に2部に降…

やればできる

「眠るのには体力がいる」と言われる。 だから、老人は朝早く目が覚めるのだという。 確かに、大学生の頃は、午前1時から昼の11時まで 眠るなど日常茶飯事だった。 でも今は午前1時に眠っても7時ぐらいには起きてしまう。 「オレも年をとったのだな」と…

「アラビアのロレンス」

オスマントルコの支配から、アラブの国々を開放させようとした 英国軍人ロレンスの物語。 米英というのは、どこにでも出て行くね。 それはもう今に始まったことじゃない。 ロレンスの活躍というより、アラブの論理ってこうなのね ということが勉強になる映画…