万が一のサバイバル法

車が水没し、中にいた人が亡くなるという事故が栃木の鹿沼でありました。
どうやらくぼんだ地形のところで車が立ち往生し、
車が完全に水没してしまったことによる事故のようです。
救助の対応が遅れたということで、鹿沼市の責任が追及されています。
それはもっともなこととして、一方で、自分の身は自分で守る
ということも常日頃から意識しておかないといけないと思います。
川に鉄砲水が起こって、流された人が亡くなった事故もありましたが、
上流のほうで雨雲があったり、雨が降り始めたときに
川から離れるという知恵ももっていなければなりませんね。
万が一、車で海に落ちてしまったときはどうすればいいのか。
水が車中に浸水してくるまでに時間がありますから、
まずシートベルトをはずします。
そして、ドアのロックを解いておきます。
その後は車に水が満たされるまで落ち着いて待ちます。
完全に車に水が満たされる直前に大きく息を吸い込み、
完全に車に水が満たされるのを待ちます。
こうなると、車の外と中の圧が同じになるので、
ドアが開きますから、そこから脱出します。
これをどれだけパニックにならずにできるか。
知っておいて損はありません。