2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「そこらへんのサラリーマン」になりたくない若者

ある著名な精神科医が今の若者は「何者かになれないと 人生は無意味だと感じているのではないか」と新聞に 書いているのを読んで、ハッとした。 友人と飲んだとき、その友人の後輩(24歳の男性)が、 「俺はそこらへんのサラリーマンみたいになりたくない…

「やればできる」と言ってはいけない

40年以上も公立・私立の小学校教員、大学教授を務めた方の お話を聴く機会がありました。 何度か会って話を聞いて、最後にその先生がまとめとして 次のようなことをおっしゃいました。 昔の子供は10の願い事のうち、1つ叶えば大変に喜んだ。 でも今の子…

CO2ゼロは本当か?

先日、ちょっとおもしろいことに気づいた。 二つの自動車メーカーのCMである。 T社は販売台数世界一の販売数にならんとするメーカー、 M社は数年前の不祥事から復活しようとしているメーカーだ。 どちらも電気自動車の宣伝をしていた。 ところが、言って…

仕事というものは

疲れた心と体に、はい、1本。 名言サプリ 其の9 (トムは)仕事というものは人がやらなければならないものであり、 遊びとは人がやらなくてもかまわないものだ、ということを理解した。 (トム・ソーヤーの冒険より) 「トム・ソーヤーの冒険」はテレビア…

「食品値上げ」で生まれるチャンス

原油価格の高騰で食料品が軒並み値上げしています。 これっていいことでしょうか、悪いことでしょうか。 少なくともマクロの視点でみれば、いいことだと思います。 ミクロの視点でみれば、生活に困窮している世帯では死活問題ですが、 ものごとにはいい面と…

子供はなぜ携帯電話をいじるのか

「うちの子は携帯電話をいじるので困る」 という話をよく聞きます。 たしかにうちの子どもも携帯電話には興味があるようです。 携帯電話をいじられると困るので、おもちゃの携帯電話を 買い与えるらしいのですが、ほとんど興味を示さないのだといいます。 そ…

接待タクシーに思う つづき

素早く幕引きしたかったため、あっさりと接待タクシー利用者の 数を公表した各省庁だけど、目論見は外れたようだ。 言っておくが、私はタクシーを使うなといっているのではないし、 ビールやおつまみ程度のことは、問題ではないと思っている。 深夜まで業務…

最初から愛情なんてない

市が開催するパパママ学級というヤツに参加したとき会った パパさん友だちと飲みに行って気づいたことがある。 自分の子どもに愛情が湧くかというとき、 たぶん最初は愛情をあまり感じられなかったと思う。 何か急に荷物を背負わされたような気持ちだったと…

改めてほしい報道

秋葉原の連続殺傷事件で、賑やかに報道している。 驚くのが、「容疑者に共感する」っていう人が多いという報道だ。 あんなのに共感する人がいるのかと、うすら寒い感じを受けるのとともに そういう人が多いという報道はいかがなものかとも思う。 多いって、…

住まいを考える

最近、住まいをどのようにしようか考えている。 今は賃貸アパート暮らしだけど、子どもが増えたし、 今後もう一人増えることも考えると、どうしても 買ったほうが安く住めると思えてしまう。 いまとりあえず中古住宅でも買おうかという考えになってきていて…

俳優の野球のレベル

「ルーキーズ」という野球ドラマを見ていたら、 上地雄輔さんという俳優が出ていた。 羞恥心とかいう、「おばか丸出し」をテーマとしたユニットに 参加していることは知っていたし、ブログが人気なのも知っていた。 ところが。 ドラマでは高校球児役を熱演し…

手を貸す人たち

最近は自宅と職場の往復しかしていないので、 ネタが停滞ぎみであります。 でも、久々にちょっといい話。 私の自宅の最寄り駅に、午後8時半ぐらいに帰ってくると 決まって電車を降りたところでよく見かける方がいます。 40代後半ぐらいの男性で、盲目らし…

反省

自分がつくった本を「この本だけではシリーズが成り立たない!」と 言われたという話を書きました。 この間、その方から原稿についての厳しい指摘がありました。 もうまったくおっしゃるとおりで、弁解のしようもありませんでした。 この方は一緒に仕事をす…

生き残るのは誰か

疲れた心と体に、はい、1本。 名言サプリ 其の8 生き残るものは強いものや賢いものではなく、環境に順応したものだ (byダーウィン) 「強いもの」「賢いもの」のほかに、「大きいもの」という別バージョンも ありましたが、いずれにせよダーウィンが言った…

もうちょっとでハイハイ

ここのところ仕事のスケジュールに余裕が出てきたので、 朝早く出社するのをやめて、いつもどおりの時間に家を出る。 7時過ぎに起き、9時過ぎまで2時間ほど娘と過ごす時間ができる。 最近あとちょっとでハイハイできるまでに進化した。 日に日に匍匐(ほ…

もう甘さはいらない

子供に母乳を与えているせいで、食欲旺盛な妻のリクエストで 食べ放題関係のお店に行くことが最近多くなっている。 昔は、「食べ放題」という響きが大好きだったけど、 最近は文字通り食指が動かない。 今回は、「ケーキバイキング」だ。 もっと食指が動かな…

インディー・ジョーンズ 最後の聖戦

5月は一本しか映画を観なかった。 今年も半分が終わろうとしているのに、まだ23本。 今年は50本を目指してがんばろう。 ということで、テレビでこれを観たのが24本目。 今、テレビ映画というのは、完全に劇場公開映画のプロモーションの 場所になって…

スタグフレーションがもたらすもの

大変なことになってきたなと思う。 昔のオイルショックってこんなのだったのかな。 もっとすごい騒ぎになっていたのかなと思う。 今の日本は暴動が起きたり、派手な出来事には発展しないけど、 ひっそりと死ぬような人が続出しているって感じがする。 これが…

O型の本はまだか

いまさら血液型の本が売れている。 「B型 自分の取扱説明書」みたいな本が100万部の売れ行きという。 日本人って、血液型と占いが好きですね。 ぼくは、占いはともかく、血液型の話は好きなほうです。 B型が売れたというので、AB型、A型の本が次々に…

疑い

あの秋葉原での無差別殺傷事件があった翌日、 友人Fはこんな経験をしたという。 仕事の帰り、最寄り駅から自宅マンションに向かうとき、 前方を若い女性が歩いていた。 Fのマンションのほうに歩いていく。 5メートル前をどんどん歩いていく。 彼女はFのマン…

「成り立たないもの」

「この本じゃシリーズは成り立たないんだよ」 ぼくはある単行本シリーズのうちの一冊を任され、本ができた。 このシリーズの担当者の、この本の評価がこれだ。 やっとサンプル本ができ、これから店頭に並ぼうか というときにそう言われた。 そのシリーズには…

育児施設にて

日曜日に近くの育児施設に行ってきました。 数年前にできた複合商業施設なんですが、そのなかに親子で 遊べるスペースができたのです。 府中駅の近くにある「たっち」です。 友だちのHさんとこ家族とそこで待ち合わせ。 Hさんのとこにもうちと約1か月違いの…

凶行

仕事場から徒歩わずか十数分の秋葉原で起きた。 無差別殺傷事件――。 見慣れた交差点が血の海。 固唾をのんでニュースの画面を食い入るように見た。 そうはいっても日本は安全と今まで思ってきたけど、 こんなに無差別な殺人が頻発するのでは、その考えを改め…

アジサイの花の色

桜の次に好きな花がアジサイです。 この時期はいたるところで見られるし、花が雨にぬれているたたずまいが なんともいえない風情をかもし出していてイイ! というわけで、近くにある「郷土の森」という公園で、 あじさい祭りをやっているというので、見に行…

感じて動く

誰でもモチベーションの上がる「こと」や「もの」や「人」が あると思う。 それに触れると、「自分もがんばらないと」と自然に思う。 なんとなく、ノリきれない日々が続くと、たまにそうやって 気分転換をする。 自分をアゲられるツールやシーンをたくさんも…

冷房が嫌い

また切ない季節が始まった。 6月以降になると、仕事場では冷をつけるようになる。 この冷房がどうも苦手なんです。 電車内とか電気店とか百貨店なんかも強い冷房に辟易する。 どういうわけか、私以外の事務所にいる人間は、そろって暑がりで 冷房を26度ぐ…

接待タクシーに思う

普段、ちまたで話題になっていることを書くことは 避けようとしている。 でも、官僚たちの「接待タクシー」には開いた口がふさがらないので、 口をふさぐために一言書かせていただきます。 今回はビールやおつまみが接待に当たるかということが問題に なって…

自分から招いたこと

「あどっこいしょ」 の「あ」はどういう意味なのでしょうか? いかがお過ごしですか、そそくさです。 車を運転しても、ガソリンスタンドにいっても、店でものを買っても、 怒ってしまうことがここのところ多かった。 クラクションをならされた 順番を抜かさ…

「自分らしく」をやめてみる

1年で50キロの減量に成功した岡田斗司夫さんが、著書の 『オタクはすでに死んでいる』(新潮新書)で、 こんなことを書いている。 かつて結婚や就職は本人の意思だけでは決まらなかった。 共同体や親族の意見を重視した。 ところが、だんだん日本人が重視…

絶対できる

疲れた心と体に、はい、1本。 名言サプリ 其の7 「途中であきらめてしまうから本当の失敗になる。 『もうやめた、できない』これが本当の失敗。 でも、やめないで続ける。 何度も時間やものやお金をムダにする。 でもそのうちできる。 絶対できる。 これは…