2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「自分で考えなさい」はいけない

『「痴呆老人」は何を見ているか』では、ひきこもりについても述べている。 そのなかで気になったのは、 「自分で考えなさい」という親の教育の影響についてです。 日本が欧米式の「自立」を促す教育に感化された結果、 「自分で考えなさい」「自分でそれで…

結婚式は胃が痛くなる

28日の土曜日、友人の結婚式に、幹事役の一人として出席した。 いきなり乾杯役の人が遅刻したため、私にお鉢が回ってきた。 ああいうあいさつは何度やっても胃が痛くなるほど緊張する。 案の定、グダグダな乾杯で終わってしまった。 余興では司会者の一人…

「見えるモード」になる!

いま『「痴呆老人」は何を見ているか』という本を読んでいます。 痴呆老人の言動を、認知のシステムの面から解明しようと試みています。 そのなかでこんな一説があります。 生態学者ヤーコプ・フォン・ユクスキュルは(中略)、 あらゆる生物にとって「ただ…

投資家になりました!

この超低金利の時代、銀行に預けててもどうにもならん、 ということでなにかしら投資できる先をお探しではないですか? 「西粟倉村共有の森ファンド2009」というのがあります。 私の郷里・岡山県の北東に位置する西粟倉村の森林に対して 投資しようという1…

「ブレードランナー」

SF映画の金字塔を打ちたてた映画として知られる。 男でSF映画が大好きという人は多いのだが、 私はまったく面白みを感じない。 スターウオーズでさえ、何がおもしろいのかわからない。 まあそれは単に好みの問題だから別にどうということはない。 若き日…

コイン精米にゆく!

30代も半ばになると、意識して新しい経験をしないと 驚きとかが失われて、感性がにぶる。 ・・・などと大風呂敷を広げるつもりはなくて、 たんに「初めてのコイン精米」を報告したかっただけなのです。 わたし、セルフガソリンスタンドなんかも大好きです…

通ってきている人

仕事の日は7時45分ごろ家を出る。 だいたい子どもが起きるのが7時過ぎなので、 朝、顔を合わせるのが30、40分程度だ。 夜は家につくのがだいたい午後9時過ぎになるので、 7時過ぎに床につく子どもはすでに眠っているという生活だ。 たまに子どもが…

怒りっぽいのは老化の証

最近腹の立つことが多くなった。 「昔はあなたでも怒ることがあるんですか?!」と 言われるほど温厚な人柄で通っていた。 もちろん、人間関係の浅い人に対して怒ることはないし、 怒ったとしても相手を罵倒するわけでもないのだけど、 確実に腹を立てる頻度…

「お金の使い方」がわからない 

節約を心がけている反面、お金の使い方は 「本当にこれでいいのか」と悩みます。 日本は本格的にデフレ局面に入ってきました。 たぶん前回の2000年台前半に経験したデフレよりもひどいものに なるのではないかという憶測がなされています。 なんでもでき…

モノについての考え方

ぼくはよく思うのですが、これからの時代はモノを持たずに シンプルな生活をするのがいいのではないかと。 無駄なものを買わず、モノを持たずに生きるのです。 節約しようとしたり、モノを整理しようとするとき、 「本当に必要なものは何か」がわかります。 …

迷ったり悩んだりしたときには

節約本をつくっています。 今の時代は、節約でもして生活防衛しないと 生活そのものが破綻すると思います。 節約というものは、「何か夢のためにするもの」と ぼくは考えています。 節約自体が目的ではなく、節約して貯めたお金で夢を実現する ことが目的で…

年齢なんか

疲れた心と体に、はい、1本。 名言サプリ 其の48 私は47歳。 私のほんの一面ですよ。 (by スーザン・ボイル) いま話題の「奇跡の美声」を持つ女性の言葉。 英国のテレビのオーディション番組でのひとこま。 審査員が冷笑しながら、「おいくつですか?…

森のダム機能を活性化させよう

群馬県の八ツ場ダムの建設中止を表明している前原国交相が、 ダムをつくるかわりに「森のダム機能」を生かすべく、 森林整備をしていくという方向性を打ち出しました。 やっとそういう国土開発の視点が出てきたかと嬉しい思いです。 「森のダム機能」とは、…

片付けられない人

先日、「お掃除番組が好き」と書いた。 ゴミ屋敷をみんなで掃除してきれいにするやつね。 で、この間、観た番組ではどうやら普通の人でもゴミ屋敷に近い 状況になっている人が多いのだという。 これまではゴミ屋敷の住人は偏屈な人か、ちょっと変わった人だ…

「キングコング(2005)」

1933年に公開されたオリジナル版は未見ながら、 リメイク版を先にテレビで観ました。 本来3時間もの超大作を、2時間半未満に収めており、 いくらか観やすくなっていた。 ある映画監督が撮影とかこつけて伝説の島を目指す。 そこには原住民と恐竜、それ…

他人事なのです

疲れた心と体に、はい、1本。 名言サプリ 其の47 夫婦の仲がよく見えるのは 他人事であるからである。 昔はたまに恋愛相談なるものを受けることがあった。 恋愛経験の乏しい私に相談しても栓なかろうに。 話を聞いていると、「もうこのふたりはダメだな」…

ふたり目ってもんは……

ふたり目の子どもっていうのは、こうなんだなあと思う。 周囲にふたり目ができたというと、明らかに一人目とは反応が違う。 一人目のときは、 「おお! それはめでたい! おめでとう! これであなたも人の親なんだね! パパがんばって!」 などといってくれ…

「隠し剣 鬼の爪」

山田洋二監督の時代劇三部作の一つである。 他の二作品、真田広之主演「たそがれ清兵衛」、 木村拓哉主演「武士の一分」も観た。 「隠し剣 鬼の爪」は永瀬正敏主演で、松たか子が相手役。 三つの作品に共通しているのは、夫婦愛と武士の魂、心です。 下級武…

お掃除番組が好き

たまにゴミ屋敷を掃除するといったような テレビ番組をやっていると、必ず見てしまう。 ああいうの好きなんですよ。 きれいになっていく過程を見ているとね、 なんだかスッとする。 家でも掃除はわりと好きなほうだ。 流しの洗い物も嫌いなほうではない。 と…

「マンマ・ミーア!」

観始めた瞬間、「しまった!」と思った。 私の苦手なミュージカルだったからだ。 映画のミュージカルが特に苦手。 「ウェスト・サイド物語」 「サウンド・オブ・ミュージック」 「ムーランルージュ」 どれも手放しで賞賛できるほどいいと思えなかった。 「マ…

もっと思いやりを

以前、ホームレス関係の取材をしたことから、 貧困に関するニュースに関心が高い。 最近、よく耳にする「過払い金返還訴訟」についてこんな話を聞いた。 過払い金返還訴訟とは、消費者が消費者金融へ払いすぎたお金を 返してもらうために起こす訴訟のことを…

ウオッチメン

超絶な人気を博したアメコミを、原作に忠実に映画化したのが 本作であるという。 アメコミはおろか、漫画さえ読むことが皆無になった 30代半ばの男にとっては、なかなか理解に苦しむ映画だった。 途中何度も眠りそうになったり、実際に眠ったりして、 3,…

新しい視点

「ピンチはチャンス」 という言葉がビジネスの現場ではよく語られる。 ピンチに陥っている人を励ます意味もあるが、 それよりは言葉どおりの意味であることのほうが多い。 では、なぜ「ピンチはチャンス」なのか。 それは「別の視点を得られるから」である。…

デジタル弱者への道

携帯電話を換えました。 たぶん、丸5年ぐらい使っていたはずだし、何度かコンクリート上に 落としたせいでカメラがサーモグラフィーのように表示されるように なってしまっていたので寿命だった。 ケータイショップに行ってみて驚いたのは、 とても複雑な料…

語彙が増えてきた

ここ数ヶ月、2歳の娘の語彙がそうとう増えてきた。 「これ、かわいいね」とか、「わかんない」とか。 「ミッキーに似てるね!」なんてこともいう。 ただ、色の認識はもうひとつだ。 赤、青、緑はわかるが、ピンクと赤の区別がつきにくいらしく、 また、黄色…

お熱いのがお好き

いにしえの名作映画である。 「お熱いのがお好き」という映画のタイトルは知っていたが、 どのような内容か知らなかった。 この映画にマリリン・モンローが出演していることも知らず、 あの有名な「ププッピドゥ」の歌は知ってはいたものの、 それが彼女の歌…

解釈のしかた

疲れた心と体に、はい、1本。 名言サプリ 其の46 追い風は人を励ます。向かい風は人を支える。 物事は考え方次第で解釈が変わる。 物事の認知は人それぞれで、自分が思っているものと 他の人が思っているものが同じものを指すとは限らない。 たとえば、自…

なぜ老人を尊敬するのか

「昔、老人を尊敬していたのは、長寿だったから」 そういう人がいて驚いた。 いま老人を尊敬しなくなったのは、 みんなが長寿になったからだというのだ。 ぼくはこの説にはまったく反対した。 老人を尊敬するのは、長幼の序という儒教の精神が 強かったから…

「メッタ」ってナニ?

最近、「殺人事件を扱う人」を取材している。 時には探偵的な動きもする人だ。 詳しいことは話せないが、その人の取材の中で 「OLがメッタ刺しにされた事件」という表現が出てきた。 ひっかかったのは「メッタ刺し」という単語だ。 この「メッタ」っていった…

はや2歳になりました

10月30日は娘の2歳の誕生日でした。 2日遅れで私の両親と妻のご両親が集い、7人でお祝いしました。 1年前にも同じように集まって祝ってもらいましたが、 あれからまた1年が過ぎたのです。 時間というのは過ぎ去ったのに気づいて初めてその早さに 驚…