2014-01-01から1年間の記事一覧

すっかり忘れて

仕事上で本の企画になるなと思ったものをメモしておく。 それが運よく本になる。 すると、本の内容は一定時間が経つと、かなりの程度、 忘れていく。 本をつくった直後はそれについて1時間はしゃべれるようになる。 でも、1年も経てば、それは難しくなる。…

増え続ける本

事務所にあった本を持ち帰り、自宅に本棚を買って整理している。 数年前に数百冊を整理して、本棚1つになったが、また増え続け、 新しい本棚はもうすでに6、7割がた埋まってしまった。 本棚を眺めてみても、それほど頭が良さそうな本は並んでいない。 で…

最終日のパーティ

12月26日に最後の会社勤務の日を終えて、 16年間のサラリーマンライター生活に終止符を打った。 正確にはちょうど15年と9か月である。 26日には同じ会社の人、一緒の部屋にいたフリーランスの編集者さん たちが全員、集まってささやかな忘年会を…

「なぜラグビー?」への答え

この時期になると、大学ラグビーの全国大会のゲームを 録画して毎夜見ている。試合数が多くて見切れない。 15年間野球をやっていたという話をすると、 「なんでラグビーなの?」といわれる。 「おもしろいから」とか、「相手を尊重する精神がすばらしいから…

日本人の作法

今年ももう終わろうという時期になるといつも考えることがある。 日本人はクリスマスを祝い、正月になると神社に行く、 そういう許容範囲の広さが日本人だと。 結婚して、子どもを育てるとなると、いっそうその思いを強くする。 厄年や日柄を気にして結婚の…

自己愛と卑下

異なる分野の人が、同じテーマのことを扱って、 まったく正反対のことを言っていることがある。 たとえば、最近では、 「いまの子は自己肯定感が希薄で、自分を卑下している」 といった専門家がいたと思えば、別の専門家は 「自愛感情が大きくなりすぎていて…

怒号、日本はスイカ

どこかの民主化運動かと思った。 22日の朝、テレビを見ていると、群集から怒号が聞こえる。 「ふざけるな!」 「ちゃんと説明しろ!」 「時間を返せ!」 よく聞いていると、それはJRが東京駅で販売した記念スイカを めぐっての混乱であったらしい。 香港…

帰りは早い?

熊本空港に行ったとき、不思議に思ったことがあった。 羽田―熊本は2時間かかったのに、帰りの熊本―羽田は 約1時間半で行けた。 なぜなのだろうと思っていた。 どうやら風向きのせいらしい。 帰りは追い風になるからスピードが出るんだね。 それほど風の力…

ぐったり出張疲れ

熊本出張は、朝、4時20分に起き、4時自50分に家を出て、 5時20分のバスに乗り、6時40分に羽田空港着、 7時10分の熊本空港行きに乗った。 この間、待ったのは最初のバスに乗る10分だけ。 あとはほとんど何の待ち時間もなく、スムーズに行け…

熊本出張

21、22日と熊本出張に行ってきました。 2日間で延べ8時間ぐらい取材したんじゃないでしょうか? 観光は熊本城を1時間程度見ただけ。 そんなのはどうでもよくなってしまうぐらい、 充実した取材ができました。 今回は、往復の航空券と宿泊のセットにな…

祝! 初トライ!

先日、このブログで紹介した、 帝京大学ラグビー部で活躍する、難聴のラガーマン 大塚貴之選手のことだ。 大学選手権の対朝日大学戦、前半36分から途中出場し、 初トライを成し遂げました! その後も何度も大きく前進したり、倒れながらの味方へのパスなど…

長男のいたずら

1歳8か月の末っ子長男が困ったことをしてくれる。 HDDレコーダーのB-CASカードを抜くのだ。 そして、どこにか隠す。 HDDレコーダーは2008年の北京五輪の前に買った。 このレコーダーのB-CASカードを収めているカバー部分は 長女か次女に…

サンタ問題への対処法

次女が小学1年生になって、 サンタ問題が勃発するのは時間の問題である。 「サンタって、お父さんとママだったんでしょ?」のアレだ。 私はプレゼントを用意するのは、私たちだとバラして 別にいいと思っている。 サンタの存在とプレゼントうんぬんは別の話…

幸せのキーワード

いま訳あって、刑務所や少女苑の話を聞いている。 少女苑とは少年院の女性バージョンだ。 ある少女園の園長がこういったという。 「彼女らはここではいい顔をしていても、 ここを出たら帰るところがないからまた戻ってくる。 家はあっても居場所がない。彼女…

子どもが小さなときからやっておくべきこと

「どうやって子どもと遊んだら?」 「子どもと何を話したら?」 そんな疑問をもつお父さんがたまにいる。 私はこれについてはいまのところ、悩んでいない。 彼らが生まれたときから遊んでいるし、 話し始める前から話しかけているから。 子どもの成長にとも…

性差はある

生まれながらの性差はある。 当たり前のことかもしれないが、 子どもを見ているとそれはもうはっきりとわかる。 長男はミニカーが大好きだ。 長女、次女も少しは遊んだが、彼の比ではない。 大小の車のおもちゃを並べて、ご満悦の表情を浮かべる。 朝起きた…

フルCG『タイタンの戦い』

『タイタンの戦い』という映画を見た。 昔の映画を、フルCGで作り直してみました、という作品。 こういう映画の常ではあるが、やはり最初の作品のインパクトが 大変強いので、それには及ばない感じがした。 特に最初の作品のメデゥーサとの格闘シーンは、 …

抜けない筋肉痛

昔なら到底、なるはずのなかった筋肉痛にいまはなる。 「こんな負荷で筋肉痛になるなんて!」 と思うほどだ。 それが衝撃だったのだが、もっと衝撃的なことに、 まー、筋肉痛が治らないね。 びっくりするぐらい治らない。 今回は3日間ぐらい治らなかった。 …

おもちゃは分解できるようにして

子どものおもちゃが壊れると、子どもから修理を頼まれる。 最近のおもちゃは、分解できないようになっているものも多い。 ドライバーでネジをはずし、分解できても、 その先が手をつけられてなくなっていることも多い。 おもちゃの開発者には、分解でき、自…

プリンターの脅し

フリーランスになるのに、いろいろなものを買って準備している。 プリンターもそのひとつだ。 コピー、スキャンができる複合機で、家庭用のビジネスタイプだ。 最近は安くて、1万数千円で購入できる。 それもそのはず、ビジネスOA機器のメーカーは本体を…

足腰が弱る

来年のフリーランス転身に従って、在宅での仕事が増えている。 週に3日事務所に行っていたが、最近は2日になった。 すると、てきめん変化がある。 足腰が完全に弱っているのだ。 自宅で仕事をしていると、一日外に出ないこともある。 最近は仕事が立て込ん…

「他の誰かを助けろ」

私の周囲には、超未熟児で生まれた子がいる。 親によると、医療費が計1000万円かかったらしい。 それは乳児医療が無料だったので、健康保険の範疇でまかなえた。 親夫婦は、裕福な家庭ではあったが、1000万円が払えた かどうかというと、厳しかった…

「フケたなあ!」

師走になると、「もう1年経ったかあ」と思う。 子供のころ、年を取るごとに1年が短くなると言っている 大人たちを見て、不思議だったがいまはそれがわかる。 時間の感覚は、精神の成長と相関があるらしい。 自分が精神的に成長しているときは、 時間の経過…

円安進む

新婚旅行のときに持っていって使わなかった 虎の子の1000ドルがやっと日のめを見た。 ちょうど8年前に何千ドルか持っていき、 1000ドル残った。 このときドルを買ったレートがたしか116円。 それからあれよあれよと円安が進み、 ずっと換金でき…

難聴のラガーマン、大塚選手

大学ラグビーの36回関東大学ジュニア選手権大会の 決勝戦が行われた。 応援している帝京大学が明治大学を73-14と圧倒した。 この試合で公式戦に初出場したのが、帝京大の大塚貴之選手(4年)だ。 大塚選手には生まれつき難聴というハンデキャップがある。 …

富士山大噴火の可能性

東日本大震災以来、どんな自然災害も起こるという 感覚をもった人も多いだろう。 だから、富士山大噴火もよりリアリティをもって捉える 人が多くなったと思う。私もそのひとりだ。 実際、東京西部に住む私は、富士山が噴火したときには、 東京を脱出するとい…

最後に残るのは日陰者

昔は「日陰者」なんて言葉があった。 辞書によると、表立って世に出られない人とか、 世の中に埋もれて出世できない人と書いてある。 植物の世界にも「日陰者」はいる。 日当たりを好むものと、日陰を好むものがいるのだ。 この両者、最終的に残るのはどっち…

居場所は自分で探す

前にも書いたが、植物は自分の生態に適したところで いつも生活できるわけではない。 スギは湿潤で肥沃な土壌を好む(たとえば谷)が、その場所が他の植物で 占有されているときには、別の場所、たとえば山の中腹で暮らす。 スギにとっては生理的適地は谷だ…

スミザーさんの言葉

NHK「仕事の流儀」でポール・スミザーさんという 日本でガーデンデザイナーをしているイギリス人が取り上げられていた。 スミザーさんは日本の自然の豊かさに魅せられ、 日本で庭園設計の仕事を始めた。 彼の言葉に印象的なものがあった。 「居場所があれ…

50万ページビュー突破!

気がついたら、50万ページビューを超えていた。 10年やってこの数字だから、たいしたことはない。 1日換算だと130ページビューぐらいか。 ひとり3ページくらいめくるとして、40人強が アクセスしていくれている計算になる。 何度もいうが、40人…