2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ハンセン病資料館を訪れて

国立ハンセン病資料館は、東京都東村山市にある施設である。 アクセスは西武清瀬駅からバスで10分、西武久留米川駅からバスで 20分などいくつかあるが、今回は最寄りのJR新秋津駅から 徒歩20分で向かった。 資料館入り口 2007年にリニューアルオープンさ…

ハンセン病への偏見と差別 

ハンセン病はらい菌という細菌によって発症する病気で、 身体の変形をともなうことがあり、長く偏見と差別、 奇異の目にさらされてきた。 ハンセン病は業病ともいわれていた。 祖先の因縁によってかかる病気だと考えられており、 隔離することが当たり前と考…

平成天皇とハンセン病 

10連休を前にした26日、かねてから気になっていた 東村山市にある国立ハンセン病資料館を訪れた。 というのも、10連休に私の父母を連れて草津を観光する 予定にしていたからだ。 草津は、2010年に訪れたことがある。 週刊誌の取材で、国立ハンセン…

タヌキ退治? 

平成も終わりということで、ジブリの作品 「平成たぬき合戦ぽんぽこ」が放送されていましたね。 タヌキは都市でもどっこい生きているというのは、 もはや東京都民には常識で、 さすがに山手線内は知らないが、23区内には確実にいるし、 多摩地区になると、ご…

ラグビーはなぜ人気がないのか3 

今はかなり多くの小学校でラグビーが授業に取り入れられている ことはあまり知られていない。 2011年から実施されている学習指導要領では、 小学3年生以上で指導あれる「ボールゲーム」の中に フラッグフットボールとともにタグラグビーが推奨されてい…

走っていたらエライか 

「走っているんですか?」 「走ってますよね?」 前者は、ランナー用の時計をしているのを見られて。 後者は、近所を走っているところを見た人から。 こんなことを言われると、 「走っているなんておこがましい」 と思って恥ずかしくなる。 なにせ、週に1回…

しじゅうし

21日で44歳になった。 もうこの年になると、なにかしらの感慨などない。 40歳になったときには、「40歳ってなるんだ!」 と思ったが、44歳はなんの変哲もない。 体力的には、そこまで落ちた感じはないが、 忘れものが多くなったし、覚えられないというの…

ラグビーはなぜ人気がないのか2 

スポーツというのは、世界的に強くないと人気は出ない。 例外はサッカーで、W杯ではベスト16に3回進出したことのある 中堅国であるのが日本だ。 それ以外のスポーツで人気が出たり、 報道量が多いのは、世界的に強い種目だけ。 昨今、卓球やバドミントン…

ラグビーはなぜ人気がないのか1 

ラグビーW杯が日本で今年、開かれる。 9月20日から約2か月に渡り、全国の12会場で48試合が行われる。 ラグビーライターではない私だが、 ラグビーという熱にうかされたものとして、 記事のいくつかは書いてみたいと思っている。 私がラグビーを最初に見に行…

著作権のおもしろ話2 

「有名な寺から請求来るよ」 という話をしよう。 写真を撮った場合、著作権が発生するのは その写真を撮った撮影者になる。 だが、別の考え方をする人もいる。 出版業界ではけっこう有名な話だと思うのだが、 京都のある有名なお寺では、 そこの建造物が映っ…

著作権のおもしろ話1 

著作権のおもしろい話をしよう。 以前、料理写真をたくさん載せた本をつくったときのこと。 このときは、すでにある写真を二次使用させてもらうことになった。 写真はカメラマンが著作権者なので、 各写真を撮ったカメラマンに許可を取った。 それとは別に料…

長男の遊び「ミニカー」 

長男の好きな遊びとして、ミニカーを使ったものは 本人のとくにお気に入りのようだ。 親としても一人で遊んでくれるのでラク。 「カーズ」の世界が好きな彼は、 トミカを操って、独自のストーリーを展開しているようだ。 「ブーン、ブワーン」と一人でミニカ…

長男の遊び「折り紙」

6歳の長男の好きな遊びはいろいろあるが、 最近とくに「折り紙」を楽しんでいる。 昔は少女趣味だと思われていたが、 今は男児でも好きな子は結構多い。 指先を使うのは、脳の発達にも好影響がある ということが知られるようになってから、 男親としても、…

「私を見て」のサイン

小学生と入学前の子供がいる我が家では、 子供たちののいたずらが横行している。 いろいろあるのだが、最近やってくるのは、 私の靴のひもをかた結びにするいたずらだ。 そのとき、私は「これ、誰がやったの?」と つい言いそうになったが、ぐっとこらえて …

画一教育はどこから来たのか 

いま小中学校の不登校は何十万人にもなるそうだ。 スクールカーストなんて言葉もあって、 人間関係に悩む子が多いようだ。 あと、「みんなで同時に同じことを同じスピードでやる」 ということに、息苦しさを覚える子も多いようだ。 こういうのを聞くと、 学…

言葉に対する興味 

長男は文字に対する興味が強いようです。 絵本を読んでくれということも多い。 本には親しんでほしいから、 極力読んであげるようにしている。 膝の上に乗るのも、長男の体重が増えてきて しんどくなってきたが、なるべく我慢する。 「これ、なんて書いてあ…

職場と飲み屋と自宅の三角関係から出ろ

仕事で連続ドラマを見ることになった。 主人公が定時に帰るドラマだ。 ダラダラ残業は悪だというのを描くのはいいのだが、 定時で職場を出た後、相変わらず、飲み屋に行く。 そこには行きつけの常連客がいて、 彼氏との間を詮索したり、重要な情報をバラした…

「嫌い」は無関心より「好き」に近い 

何かにつけ批判をする人はよくいるので、 自分が間違ってないと思えば、気にする必要はない。 見なくてもいいテレビ番組やブログを わざわざ見に行って、批判を書き込む人は これからもいなくならないでしょう。 批判しなければいけないのは、 影響力のある…

日本のプロ野球、米国のマネばかり

自分が野球をずっとやっていたせいで、 愛のあまり、野球界には厳しい意見が多くなってしまう。 最近思うのは、日本のプロ野球は米国のマネばかりだってこと。 最近は「2番打者最強論」だ。 守備のフォーメーションも、データをもとにかなり思い切った シフ…

日本人の占い好き

日本人は占いが好き。 いまは若い女性ばかりが、 占いが好きであるように認識されている。 私は占いの内容を気にしたことはない。 かといって、占いをバカにしてもいない。 そもそも、日本人は陰陽道とか呪術とかで 政治をやってきた歴史のほうが長い。 これ…

「相続は少額ほど争う」は本当か? 

それって本当かって、立ち止まることは多い。 「こういう人が多い」「こういうケースが多い」 というときは、よっぽど気をつけないといけない。 そのひとつに「相続は少額なほど争う」というもの。 私はしばらくこのことを深く考えないでいた。 けれど、これ…

元号が「令和」に

本日、次の年号が「令和」になることが決まった。 出先の車の中で聞いたのだが、 第一印象としては、「えー、なんだかなあ」 というものでした。 令という言葉の響きには、高貴な感じもあるが、 法令とか命令のように、指示されるようなイメージがある。 た…