2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

外部刺激ばかり求めてもダメ

食が活動のエネルギーを得るためだけの作業と化しているうちは、 本当のおいしさなんてない。 でも、作業でなくなったときに、本当のおいしさがある。 経済学者の森永卓朗さんは大学で教えているが、ゼミ合宿の中日に 学生たちと釣りをして、釣れた魚を宿の…

赤ちゃんと老人

赤ん坊が生まれて、思うことはいろいろあるが、 やはり一番に思うのは、 なんと手のかかる存在か ということ。 母乳を飲ませ、風呂に入れ、服を着替えさせてやり、 便の始末をしなければならない。自分ひとりでは何もできない。 要介護5みたいなもんである…

「死」を歌う人

いまぼくがお気に入りの女性シンガーソングライターがふたりいる。 ひとりがアンジェラ・アキで、もうひとりが鬼束ちひろ。 アンジェラ・アキの「music」は自分の結婚式でも使わせてもらった。 鬼束ちひろはデビュー以来聴いている。 歌詞の強烈な自己肯定が…

人気の「きのこ図鑑」

うちに細君の妊婦時代の仲間が遊びに来た。 平日だからお母さんと子どもたちだけの時間だ。 そういうのはどんどんうちでやってもらいたい。 そこに来た20代後半のお母さん。 聞けば、私の書棚に興味を示したというではないか。 あまり本に興味を示されるこ…

昼食抜きダイエット!

一緒にお仕事をしている編集者さんはえらく頬がこけている。 聞けば、「昼食抜きダイエット」をなさっているのだという。 昼食抜きを提唱している人が本を出していて、 そこそこ売れているらしく、彼はそれを実践しているのだ。 彼は今年に入って6キロ痩せ…

「点と線」を観た

社会派ミステリーの傑作と名高い松本清張の「点と線」。 テレビ朝日でやってたので見ました。 時代背景は昭和30年代なので、 その様子が年配の人には懐かしかったでしょう。 犯人探しというよりは、電車と空路を駆使したアリバイを どのように崩していくか…

おむつ交換に初挑戦

生後1か月の間は新生児は外出できないので、 買い物にもつれていけない。 そこで妻が買い物にいく間だけ、ぼくが見ていることになった。 買い物は近所の卸売市場にいくだけだから1時間なのだが、 はじめてのことだから多少緊張する。 妻が家を出て30分ぐ…

3人暮らしスタート

祭日のこの日、実家に里帰りしていた妻と 生後3週間の娘を迎えに行った。 出産後、3週間もお世話になった義父母に感謝です。 自宅と妻の実家は車で20分ぐらいの近距離にあるので、 今後もちょくちょく顔を見せに行きたいと思います。 昼食も実家で食べて…

ドラッグは身近にある

ある日、最寄り駅で友人と飲んだ。 後日、その友人の話では、飲んだ日に麻薬の取り締まりが あったらしく、私たちがいた居酒屋のすぐ近くで取引が行われて いたということだった。 ここは都心部のベッドタウンであり、歌舞伎町や渋谷ではない。 こんなところ…

大食いする人たち

いま爆食とも言える大食いがブームなのだそうだ。 その中心人物が「ギャル曽根」という人。 どうしても不思議なことはいくつかある。 まず、満腹になることはあるのだろうか? という疑問がある。 血糖値が上がりにくい体質のため、満腹になりくにいんだそう…

祝!2部昇格!

わが母校である帝京大学の準硬式野球部が東都2部リーグに昇格した。 まことに喜ばしいニュースだ。 準硬式野球をご存じない方のために言っておくと、 大学の体育会には硬式野球と軟式野球の間に 準硬式野球というのが存在する。 関東の大学が集まってそれぞ…

なまっちゃいないぜ

しばしの「独身生活状態」をある意味で楽しんでいる。 ラーメンをつくってみたり、 洗濯をしてみたり、 掃除機をかけてみたりする。 独身時代にやっていたことだが、しばらくやっていなかったので、 なんだか新鮮な感じがする。 男だから家事も合理的にしよ…

テレビの事情を考慮したバレーボール

いまバレーボールをテレビでやっているが、 いつのころかテレビではまったく見なくなってしまった。 たぶんそれはラリーポイント制になってからだと思う。 以前はサーブに失敗してもサーブ権が移動するだけだったが、 いまはサーブに失敗しただけで点が入る…

うっかりニート生活

妻と生後2週間の娘に会いに、里帰りしている 妻の実家におじゃまさせてもらいました。 先週とつづけて2回目です。 しばしマスオさん状態になるわけです。 テレビ見て、うたた寝して、ご飯食べる これの繰り返し。 あまりにもヒマだったので、妻の実家を訪…

フィトンチッド

私はトレッキングが趣味(というほどでもないけど)なのだが、 森林浴をしていると体が元気になるような気がする。 何というか居心地がよいのだ。 なぜなのかいろいろ調べていたら、森林浴といわれているものには フィトンチッドというものが関係しているら…

なくすから

ぼくはまだ中年になったことがないので、 周りの中年男性がどうしてそうなるのか理解できない。 だが、たまに腹が立つことはあっても、 「自分もやがてああなるのかもしれない」 と思いながら、中年男性の観察をおもしろがっている。 50代男性2人と都内を…

善き人のためのソナタ

ドイツが東西に分かれていた時代、東ドイツでは権力者による 反体制的思想を持っているものには監視の目が向けられていた。 ヴィースラー大尉は上司に命じられ、 劇作家のゲオルク・ドライマンを盗聴する。 権力に理不尽に振り回されるドライマンと恋人の舞…

冬の風情

通勤で大きな神社の中を通る。 最近は落ち葉がものすごく多くて、冬間近の風情を感じさせる。 こんなにも落ち葉が多かったっけ? と思った。 2006年のいまごろは結婚式の準備のためにバタバタしていた。 忙しくしていると、落ち葉がいつごろから増え始め…

ボーン・アルティメイタム

ずっとたのしみにしていた映画です。 年間10本も映画館では観ませんが、これだけは 観ようと心に固く決めていた映画なのであります。 第一作目のボーン・アイデンティティをDVD鑑賞してから すっかりその世界観のとりこになってしまい、 二作目のボーン・…

娘に嫌われるかどうかは……

娘が生まれて言われるのは、 「メロメロになるんじゃないのぉ〜」というのと、 「ゆくゆくは『お父さんの靴下と一緒に洗わないで』って 言われるんだよぉ〜」というのが、2大フレーズである。 そういう話をしていたところ、先日、ある女性から こんな嬉しい…

首を振るすばらしいスピード

里帰りしている妻子の顔を見に、自宅から車で 20分ほどのところにある妻の実家へ向かった。 6日に娘が退院してから4日ぶりのご対面である。 このころは顔がどんどん変わっていくので、見逃せない時期である。 生後1か月になるまでは、新生児は昼夜の区…

本はどこからくるの?

地球温暖化問題が取り沙汰されて久しい。 15年ぐらい前には言われていたようだが、近年の異常気象も手伝って 広く一般に知られることとなってきた。 ぼく自身も環境問題について関心をもっているつもりだが、 以前、印刷所を見学してからさらに関心は高く…

カップ麺大騒動

わが仕事場にはひとつの部屋に2つのグループがある。 私の会社のグループと、フリーを基本とする、ライター、編集者、 デザイナーのグループだ。計9人が活動している。 そんなわが事務所はお昼のカップ麺率が日ごとに高くなっている。 なので、カップ麺に…

格差を感じる心

格差、格差と最近うるさいですね。 この格差ですが、江戸時代は格差を感じる人はいなかったといいます。 士農工商の身分制度があったものの、身分と個人の経済状況が 比例しなかったという。つまり、身分は武士が上でも、藩の財政状況に よっては、町民や農…

娘も無事、退院

娘の絢南は、黄疸で退院が先延ばしになっていたのですが、 やっとわが家に帰れることになりました。 仕事はお休みをいただき、車で迎えにいきました。 聴力検査などひととおりの検査も済んで、今のところ異常なし。 自宅で2時間過ごしたあと、妻の実家に3…

なるもんです

子どもが生まれる前までは、夫婦で会ったことのある人やいろんな人から 「旦那さんはメロメロになりそうだねえ」と言われていました。 私自身、「メロメロって、そんなわけないだろ〜」と思っていました。 まあ、メロメロですが(笑) なるもんですね。 いや〜…

黄疸出る

娘と妻の退院を5日に控えていたのですが、娘に黄疸が出て、 光線治療となったため、妻が先に退院し、娘は6日の退院となりました。 生後2日目にも黄疸が出て、光線治療をしていたのですが、 数値がよくなかったため再度治療となったわけです。 新生児の黄…

空気を読む力

この日は6時にはお店に入り、夕食を食べようとしていると、 「亀田興毅、メキシコへ出発」というニュースを中継していた。 ハイジャックでもあるまいし、中継するほどのことがあるのか という思いで見ていた。 こんなのはちょっと異常ですね。 次男の試合以…

父親たちの星条旗

連作といってもいい、「硫黄島からの手紙」と比べると、 戦闘シーンは少なく、ドキュメンタリータッチの作品になっている。 硫黄島の擂鉢山に掲げた一本の星条旗を撮った写真がすべてのはじまり。 写真に写った兵士3人は、母国に戻り、国民に戦費調達の国債…

ドキュメント「出産」

「ねえ、ナースコールを押そうと思うんだけど・・・」 時計は、10月30日の午前1時40分ごろを指していた。 29日は普段どおりに出勤したものの、午後2時ごろに妻からの入院の 報告を受けて、会社を早退し、午後4時半には病院に入っていた。 部屋は…