わが母校である帝京大学の準硬式野球部が東都２部リーグに昇格した。
まことに喜ばしいニュースだ。
準硬式野球をご存じない方のために言っておくと、
大学の体育会には硬式野球と軟式野球の間に
準硬式野球というのが存在する。
関東の大学が集まってそれぞれリーグをつくっていて、
母校の部が所属するのは東都リーグだ。
東都リーグには６部まであって、三十数チームが所属する。
ぼくがいたころはずっと２部リーグだったが、
その後、４部まで落ちていた。
それが昨季、今季と連続で昇格し、２部に返り咲いたわけだ。
いやあ、自分以外ではひさしぶりに明るいニュースだ。
ただ、このニュースを同期の連中に伝えたところ、
ほとんど反応らしい反応はなかった。
年々こうしたことが加速している気がする。
どんどん昔の仲間のことに無関心になっている。
みんなＵターンしたり、家庭ができたりして忙しいのはわかる。
ぼくはみんなと喜びを分かち合いたかったが、
それはノスタルジーなのだろうか。
子育てが終わって、仕事もひと段落して、自由になる時間が増えるころ
またみんなで集まれたらそれでいいけれど。
部の選手たちには１部昇格目指してがんばってほしいものだ。
