ドラッグは身近にある

ある日、最寄り駅で友人と飲んだ。
後日、その友人の話では、飲んだ日に麻薬の取り締まりが
あったらしく、私たちがいた居酒屋のすぐ近くで取引が行われて
いたということだった。
ここは都心部ベッドタウンであり、歌舞伎町や渋谷ではない。
こんなところで取引が行われているのは衝撃だった。
昨今、芸能界をはじめとして麻薬摘発のニュースが多い。
大学ラグビー部員が大麻の栽培をしていたということもあった。
東京では麻薬取引の話はよく聞く。
さすがに当人がやっていたケースはないが、
高校時代に友人がやっていて捕まったという話はよくある
私のように岡山の田舎で暮らしていた人間からすると衝撃だった。
海外に長期滞在した人は、普通にドラッグを体験している。
彼らは「大麻ぐらいだったら」ということを平気でいう。
おそろしいことである。
大麻覚醒剤もコカインも、すべて常習性があり、
身体的に不具合を生じ、後遺症が残る場合がある。
刺激を得たいなら、他にいくらでも得る方法があるはずだ。
私たちの生活のすぐそばにドラッグがあることは
知っておかなければならないだろう。