「ブレードランナー」

SF映画の金字塔を打ちたてた映画として知られる。
男でSF映画が大好きという人は多いのだが、
私はまったく面白みを感じない。
スターウオーズでさえ、何がおもしろいのかわからない。
まあそれは単に好みの問題だから別にどうということはない。
若き日のハリソン・フォード演じる「ブレードランナー」が、
レプリカントという人造人間を抹殺していくというストーリー。
人間によって生み出されたロボットとか、アンドロイドとか、
人造人間が反逆を起こすというのはSF映画ではよくある話。
レプリカントもそうなのだけど、もっと長く生きたいという
悲哀が表現されているところが、それまでの人造人間映画と
違うところなんだそうだ。
近未来都市の映像は目を見張るものがあり、
細部に至るまでものすごく丹念につくりこんでいるのがわかる。
1980年代の作品だが、このころは日本製品アメリカを席巻して
いたころであり、「日本的なもの」が好意的に描かれているのも面白い。
ともあれ、SFの面白さを誰かに教えてもらいたいものです・・・。