お熱いのがお好き

いにしえの名作映画である。
お熱いのがお好き」という映画のタイトルは知っていたが、
どのような内容か知らなかった。
この映画にマリリン・モンローが出演していることも知らず、
あの有名な「ププッピドゥ」の歌は知ってはいたものの、
それが彼女の歌ったものだとも知らなかった。
見ていくうちに、「あ、これがマリリン・モンローなの」
「あ、これがあの歌だったの」という、いろんな断片情報が
つなぎ合わされるのを体験した。
監督は巨匠ビリー・ワイルダー
ジャック・レモンがとことん道化を演じてくれ、
主演のふたりを引き立たせている。
なるほど、名作と言われるわけだね。
いまとなってはラブコメの王道と思われるシチュエーションや仕掛けも
当時としては新しいものだったのだろうと思う。
さすが、である。
秋の夜長にぜひおススメしたい1本だ。