携帯電話を換えました。
たぶん、丸5年ぐらい使っていたはずだし、何度かコンクリート上に
落としたせいでカメラがサーモグラフィーのように表示されるように
なってしまっていたので寿命だった。
ケータイショップに行ってみて驚いたのは、
とても複雑な料金体系になっていたこと。
電話機自体の値段が5,6万円するのがザラになっていて、
どれを買っても必ず12ヶ月か、24ヶ月払いの料金が発生する。
分割して通話料と一緒に払っていくという仕組みだ。
おそらくケータイを頻繁に買い換えるのは圧倒的に若い世代なので、
彼らが買い換えやすいようにしているわけだ。
めちゃくちゃ料金体系が複雑で、
私など頭の上に「?」が23個ぐらいついてしまった。
持ち帰ってみたはいいものの、アプリと呼ばれるソフトが
いろいろついていてはっきりいってわけがわからない。
おサイフケータイ? じぶん銀行?
ネットで音楽を買ったこともない私には、着信メロディをどうやって
ダウンロードしていいかもよくわからなかった。
ふと、「こうやってデジタル弱者になっていくんだな」と思った。
今までは50代以上の年配の人たちに対して、
「そんなことも知らないのか」と内心思うこともしばしばだったが、
私もそっち側に回ってしまうのではないかという恐怖感にも似た
感覚に陥りそうになってしまった。
娘が中学生ぐらいになったら教えてもらうことにしよう。
「もうじれったい! 私がやるからかして!」なんて言われそう。
新しいものの話は好きだけど、それを実際に手に取ることが少ない。
実際に手に取らないとわからないことも多いだけに、
やっぱりいろいろなものに触れないといけないなと思ったのでした。