スカイツリーとDIYの関係

スカイツリープラネタリウムができたんだってね、へー。
なんにもかかってない。笑い話にもならない。
せっかく日本で一番高い場所にあるのに、
そんなところにまで行ってモニター見なくってもね。
どうせなら、天窓が開くようになってて、座席が回転して
四方の夜空を見られるようにしたらいいのにね。
いや、プラネタリウムはいいものですよ。
プラネタリウムは否定しない。
大平さんが作ったメガスターなんかすごいです。
でもそれって夜も明るいところに住んでいる都市住民が見たり、
子どもの教育のために見せたりするものでしょう。
ぼくだったら、本物を見たいな。
どんなにすごいプラネタリウムも本物にはかなわん。
本物よりすごいって、宣伝コピーじゃなく本心でいう人は、
プラネタリウムに携わってちゃいけないとさえ思う。
現代人って、手とり足とりモニターで説明してもらわないとダメなんでしょうね。
「ほれすごいでしょ、感動的でしょ」と誰かに言ってもらわないと気がすまない。
そういうのが好きな人は、名前を知ったらもうその星を見ないんだから。
星の色とか形とか明るさよりもね。
でね、その反動というか、裏返しなのが、DIYだと思うのですよ。
なんでもあてがわれたものがあるなかで、
「そんなのつまらんやん、自分たちでつくったらええやん」
という人たちが増えてきたのは当然だと思う。
夏のキャンプ場の夜空を解説できるようになりたいなあ
と思う今日この頃なのでした。