プチ同窓会

知っている限りの高校の同級生にメールを送って
プチ同窓会を開いてみることにした。
9人に連絡し、5人は参加OK、1人は「顔出すくらいなら」、
3人からは返信がなかった。
ということで、6〜7人を見こしてスタート
しようと思ったのだが、7時の開宴に誰もこねえ。
10分前に到着した私は、15分ほど待たされた。
同窓会で後からきて、「お〜」みたいなのいらんから。
一人、また一人と集まる。
知っている顔もあれば、知らない顔もある。
一人来るたび、「あ、わかるよ、わかるよ、ちょっと待ってね、
いま名前思い出すから」というのを見てたのしむ。
結局、私を含む6人が集まった。
なかには「俺、お前に幼稚園生のとき、いじめられたんだよな」
というヤツがおり、「ええ?! それは悪かった、申し訳ない」
なんてことも。
みんなたのしんでくれたようで、企画してよかった。
利害関係がないから、変な気を使わないし、
同級生ががんばっている様子を見れば、自分への刺激にもなる。
何より、普段の仕事の人間関係とは離れて、
「自分の業界の常識は、グローバルスタンダードではないんだ」
と気づくことの意義が大きい。
私にとって同級生との集まりは、
そういう意味で原点に戻るためのものでもあるのだ。