子ども用シートは生後すぐに

交通事故のニュースで子どもが犠牲になるものを見聞きすると、
いたたまれない気持ちになるのと同時に、
「親はちゃんと子ども用シートに子どもを座らせていたのかな」
とも思う。道を行く車の中を見ると、子どもが席に座っていないのを
よく見るからだ。
ニュースでは例えば「車に乗っていた3歳児が死亡」とだけ
書かれるんだけど、「チャイルドシートに座らせていたかどうか」に
触れているものは少ない。
大人のシートベルト同様、そうなってしまった結果のひとつとして
ちゃんと伝えるべきだろう。
残された親を責めるような記事にしたくないのはわかるが、
記事を読む人に、「ちゃんとチャイルドシートに座らせよう」と
思わせないといけない。
「子どもがチャイルドシートを嫌がる」という人もいるだろうが、
生まれたときから専用のチャイルドシートに乗せておけば、
それが当たり前になって、逆にそうしたシートに乗らないことの
ほうが不安になってくるはずなのだ。
チャイルドシートはある日突然、装着するのではなく、
生後すぐに取りつけてほしいと思う。