冷房が嫌い

また切ない季節が始まった。
6月以降になると、仕事場では冷をつけるようになる。
この冷房がどうも苦手なんです。
電車内とか電気店とか百貨店なんかも強い冷房に辟易する。
どういうわけか、私以外の事務所にいる人間は、そろって暑がりで
冷房を26度ぐらいに設定する。
大き目のエアコンだから、風も冷たい。
風が直撃するから余計に寒い。
冷房の下は風が当たらないから、そこにいる人たちは冷房の温度を
下げようとするのである。
だから、私は誰もいないときに冷房の音頭設定を一度上げる。
それに気づいた暑がりの人たち(私以外の人)が一度下げる。
それを私がまた下げる。
無言の攻防戦が繰り広げられるのである。
冬も暑いぐらいに暖房かける。
それを私は温度を下げるのである。
事務所内は禁煙ではないので、
タバコを吸わない私はたまに頭が痛くなる。
本当は極端に暑いときか寒いとき以外は換気しておきたい。
でも、今のように雨が降っていると換気もできない。
寒い冷房、悪い空気、暑い暖房の三重苦である。
いま私はジャケットを加えて4枚重ね着して仕事をしている。
それでも寒いから、どっか別のところで仕事したい。