映画鑑賞録

映画『ファウンダー』

「ファウンダー」という映画は、世界のチェーン店、マクドナルドの どうやって大きくなっていったかという実話を元にした話。 もともと店のシステムを作り上げたのは、マクドナルド兄弟。 そこへ売れない営業マンだったレイ・クックがやってきて チェーン展…

アナと雪の女王2 

Amazonプライムで鑑賞。 間違えて字幕版を選んでしまい、再生後に気づいた。 カスタマーセンターに連絡したら、チャット上でキャンセル してくれることで話がついた。よかった。 私は映画においてはキャラや舞台設定よりもストーリーを 楽しむのが好きなので…

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 

レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット タランティーノ、おまけにアル・パチーノ ときたら、もう見ずにはいられまい ということで見てきたのがこの映画。 3時間弱の上映時間。もうわかったよ、というくらい タランティーノの「好き」を詰め込んでいる…

『トイ・ストーリー4』 

先日、トイストーリー4を見に行きました。 ピクサー映画だけは、家族が全員一致して見たい映画なんですよね。 ウッディやバズ・ライトイヤーなどお馴染みのおもちゃたちの それぞれの立場が変わっていく。 自分たちは不変だが、持ち主はだんだん大きくなっ…

映画『リメンバー・ミー』後編

メキシコにおける「死者の日」では、 亡くなった人の写真を祭壇に飾り、死者の霊が帰ってくるときに 迷うことがないように、マリーゴールドの花びらを 通りから祭壇にかけてまいておく。 祭壇はきらびやかに飾り、人々は顔にガイコツのペイントを 施して、陽…

映画『リメンバー・ミー』前編

2017年夏に公開されたピクサー・ディズニー映画 『リメンバー・ミー』(原題『COCO』)を鑑賞。 舞台はメキシコ。亡くなった人が帰ってくるといわれる、 「死者の日」を扱ったストーリーだ。 日本でいうお盆のような風習がメキシコにもあるんですね。 主…

映画『ラビリンス/魔王の迷宮』

NHKのBSプレミアムでやっていたのを録画して観た。 オープニングから何かふわっとした入りで、 一度観るのをやめたが、気を取り直して観てみた。 だんだんと引き込まれていき、途中、居眠りしながらも 最後まで観られた。 私はファンタジーが苦手なのだが、 …

映画「プーと大人になった僕」

子どもが見たいというので視聴。 くまのプーの実写版の映画である。 大人になったクリストファー・ロビンを ユアン・マクレガーが演じる。 ロビンは、カバンメーカーの効率化部門を任せられている。 週末の仕事で、家族の約束を果たせなくなってしまう。 そ…

映画「赤ひげ」

「赤ひげ」は黒澤明監督作品。 赤ひげは人情味あふれる腕利きの名医ということだけは 知っていて、それ以外は何もわからなかった。 3時間もある長編映画だったのですね。 全編を通して、赤ひげがいかに情に厚く、志をもった 医者であるかが、若い医者の保本…

映画「マイケル・ムーアの世界侵略のススメ」

マイケル・ムーア監督作品は、 「ボウリング・フォー・コロンバイン」を最初に見て 衝撃を受けてから、「華氏911」を見て、 この「マイケル・ムーアの世界侵略のススメ」が3作目だ。 社会派なテーマを飽きさせずに見させる手法をさすが。 私が書く記事や本…

映画「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」

「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」は、 「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」の続編。 ファンタジーは苦手でよく内容が理解できないので、 今回もよくわからないこと満載であった。 「そんなことができるなら、 なんであのと…

映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」

「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」は、 ハリー・ポッターシリーズと同じ原作者による映画で、 ハリー・ポッターと動物が好きな長女は、 魔法動物と聞いて、観たくなったようだ。 そこでこの冬、新作が公開されるというので、 前作テレビ放映さ…

『コンタクト』を見る

こういう名作の存在は初めて知った。 ジョディ・フォスターが地球外生命体を研究する科学者を演じる。 研究助成金が途切れると知らされて失望していたある日、 彼女は宇宙からの電波を傍受する。 その電波はベガから発せられたものがわかり、 ノイズのすき間…

『レベェナント』を観る

アメリカの開拓時代、いまからだいたい200年ぐらい前の話らしい。 200年前というと、日本でいうと江戸時代。 毛皮ハンターたちが西部の未開地を、先住民たちを蹂躙しながら 横断する。そのガイド役がディカプリオ演じるヒュー・グラス。 先住民との間…

『カーズクロスロード』

「カーズクロスロード」をやっと見た。 公開時に映画館で観たかったが、事情で見られず。 4歳の長男がクリスマスのプレゼントとして サンタにお願いしてもらったものだ。 見たが、退屈で途中で眠ってしまった。 主人公マックイーンの全盛期はすぐ終わってし…

映画「ベイビードライバー」

今日は取材対象者に約束をすっぽかされてしまったので、 空いた時間に映画を見てきた。 これがフリーランスの特権。 ということで見たのが「ベイビー・ドライバー」だ。 ベイビーこと、ベビーフェイスの20代前半の男の子が主人公。 この映画、音楽とアクショ…

映画『ブッダ2』

前作の続きから、シッダールタが菩提樹の下で 悟りを開くまでが描かれている。 この箇所は原作本でも未見だったので、 新鮮味を持って見られたのだが、 ブッダが悟ったってそんなことだったのって 思ってしまう。 スジャータの下りもさっさと通過する。 ブッ…

映画『ブッダ』

手塚治虫氏の原作本を2つの映画にまとめたもの。 東映がどういう理由でつくったのかわからないが、 どうしてもこの作品を映画化したかったという 制作陣の熱い思いが伝わってこなかった。 あと、吉永小百合氏をはじめとするメインの声優陣が どうもしっくり…

映画『スライディング・ドア』

なんとかという有名女優さんの出世作(?)なのかも しれないが、なかなかよくできた佳作。 地下鉄の車両の締まろうとうするドアに ギリギリ滑り込んだ人生と、乗れなかった人生を 交互に見せながら話は進む。 どっちもあまりいい人生ではない。 ハッピーエ…

映画「ウォーターワールド」

映画「ウォーターワールド」を最初に知ったのは、 USJに行ってしばらくしてからのこと。 USJにこの映画のアトラクション、というかショーが あるのだけど、「映画もあるんだ」と後で気づいたわけ。 でも、まったく見る気が起きずに5年経った。 暇だっ…

映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」

若くして証券会社を成功させた実在の人物を ディカプリオが演じている。 いろんな意味で、行くとこまで行っている映画だ。 金、女、ドラッグ。この3拍子が揃っている映画はいっぱいあるが、 ここまでお下劣、ゲスの極みをやったら逆に気持ちいいくらい。 中…

映画「この世界の片隅に」

「この世界の片隅に」という映画が異例のヒット だというので、さっそく見に行ってきた。 なんで異例なのかというと、ファンがクラウドファンディングに よって、支援して映画化までこぎつけたらしいからだ。 最初は上映館数も少なかったみたいだが、 いまで…

映画「ジェイソン・ボーン」

封切り日に見に行く映画といったら、 「ボーン・シリーズ」だけですね。 マット・デイモンがCIAに仕立て上げられた暗殺者を演じる。 これまでシリーズは彼主演で3作、他の俳優で1作つくられた。 2作目以降は映画館で鑑賞した。 3作目からもう9年も経…

映画「007 スペクター」

お気楽娯楽大作路線から、リアル路線に舵を切った 007シリーズの4つ目にあたる(たぶん)作品。 それまで007シリーズはほとんど見たことはない。 単におもしろくなかったから。 自分には合ってなかった。 でも、このリアル路線の007はおもしろい。…

映画『ズートピア』

久しぶりにこんなに新しい映画を観た。 ディズニーが今年春に公開した映画だ。 (このあと、ネタバレがあります) 子どもが興味をもったので、みんなで観てみた。 最初から、単純なファンタジーではないことは 勘付いていたが、ここまで社会派なテーマを扱っ…

映画「日本のいちばん長い日」

映画というのは「偏った意見の押し付け」であると思う。 「自分はこの事件をこういう風に見ている、 みなさんはどう思うか?」 を問うのが映画だと思っている。 だから、独断と偏見であってよいのであって、 本作のように、ノンフィクションを題材にしていた…

映画「奇跡のリンゴ」

映画「奇跡のリンゴ」は、もともとNHKの番組が話題になり、 それを書籍にしたものが大変売れた。 ドキュメンタリー番組と映画と本というのは、 まったく別物なのだなという気がした。 というのも、本で書かれていた、リンゴの無農薬栽培を 実現するそのメ…

映画「追跡者」

「逃亡者」で、助演だったトミーリー・ジョーンズを 主役にしたスピンオフ映画。 こっちのほうがだんぜんおもしろかった。 しかし、トミー、渋いね。 二転三転させるストーリー展開もいいし、 逃亡者と追跡者の攻防も見ごたえがある。 トミーの同僚の刑事た…

映画「逃亡者」

ハリソン・フォード主演の大ヒット映画「逃亡者」である。 いまは「缶コーヒーのCMの人」との印象が強い トミーリー・ジョーンズとの共演は今見てもやはりいい。 製薬会社の陰謀という、ありそうなストーリー設定、 協力者だと思っていた人が実は真犯人と…

映画「マスク」

ジム・キャリーとキャメロンディアスのコメディ。 20年以上前の映画だろうけど、CGはよくできている。 しかし、まあよくこんな企画が通ったなというぐらい、 バカバカしいコメディなのだが、退屈させないところはさすが。 主人公がマスクをかぶると、も…