映画「ベイビードライバー」

今日は取材対象者に約束をすっぽかされてしまったので、
空いた時間に映画を見てきた。
これがフリーランスの特権。
ということで見たのが「ベイビー・ドライバー」だ。
ベイビーこと、ベビーフェイスの20代前半の男の子が主人公。
この映画、音楽とアクションを絶妙に絡ませている。
銃声が音楽のビートとリンクする。
映像もなかなかスタイリッシュ。
なのに、人はバンバン死ぬ。
そういうオシャレ感とクライムサスペンスという
ある種、相容れないものを、作り手のセンスで
壁を突破した作品になっている。
これは下手にやると、猛烈な批判を浴びるか、
誰にも相手にされないB級映画になっただろうと
思うのだけど、そこが非情に巧みだ。
それでいて、主人公の人がらを、エピソードによって
描くことも忘れない。
もっと話題になっていい映画かもしれないね。
とっさに決めて見た映画だったけど、大当たりだった。