『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 

レオナルド・ディカプリオブラッド・ピット

タランティーノ、おまけにアル・パチーノ

ときたら、もう見ずにはいられまい

ということで見てきたのがこの映画。

3時間弱の上映時間。もうわかったよ、というくらい

タランティーノの「好き」を詰め込んでいる。

これ、コメディなのか、人間の描写はうすっぺらいし、

事件が起こりそうで起こらない。

印象的なセリフもない。

人物にもそれほど魅力がない。

ラストでスカッとすることもない。

だけど、3時間弱、飽きることはなかった。なんか不思議。

おもしろくないわけではないが、絶賛はできない。

そんな映画でした。

中高生とか、ご婦人にはお勧めできないな。(R12指定だし)

バイオレンスがダメというわけではないが、

バイオレンスに至るまでの過程が不可解なので、

感情移入もできなければ、留飲も下がらない。

ただ、主演二人の存在感はさすが。

もうちょっと別の映画でまたこの二人の共演を見てみたい。