「逃亡者」で、助演だったトミーリー・ジョーンズを
主役にしたスピンオフ映画。
こっちのほうがだんぜんおもしろかった。
しかし、トミー、渋いね。
二転三転させるストーリー展開もいいし、
逃亡者と追跡者の攻防も見ごたえがある。
トミーの同僚の刑事たちも、それぞれ個性的に描かれている。
これはシリーズドラマにしてもいいくらいだ。
追跡しているときに、民間人の車を止めて、
「警察だ！ 車を貸してもらう」といって、
勝手に乗っていってしまうシーンがある。
アメリカ映画でたまにこのシーンあるけど、
こんなこと絶対にないだろって思う。
アメリカは犯罪捜査については人々は寛容で
なんでも許すのかもしれないが。
とにかく、期待していなかったこともあってかなりたのしめた。
これまであまりトミーさんの映画は見たことがなく、
「缶コーヒーの宇宙人」というイメージが強かったが、
これから別の作品も見てみたい。
ハリソン・フォードよりよっぽど名優だ！
