人生について

たのしむ人生

男性に訊きます。 「女性用下着のお店に恋人や奥さんといっしょに入れますか?」 テレビの若手男性タレントはいう。 「はずかしくて絶対無理です」 私はいっしょに入ります。 一緒に選んだり、手にとってしげしげと観察することはありませんが、 「こんなの…

なぜ「小説」が必要か

映画の感想なんかを読んでいると、 「実際にあった出来事だから余計感動した」ということがよく書いてある。 そういう人の意識には、 「小説なんて所詮つくりごとでしょ」というものがあると思う。 でもね、なぜ人生に小説が必要か、今にしてわかったことが…

お金の使い方がわからない

お金の使い方がわからない。 「10万円くれたらオレが教えてやるよ」という声が聞こえてきそうだ。 いや、そういうことじゃないんです。 節約の本を仕上げてしまってから、 デフレの行方を見つつ、考え込んでしまう。 このままみんながものを買わずに、ある…

「見えるモード」になる!

いま『「痴呆老人」は何を見ているか』という本を読んでいます。 痴呆老人の言動を、認知のシステムの面から解明しようと試みています。 そのなかでこんな一説があります。 生態学者ヤーコプ・フォン・ユクスキュルは(中略)、 あらゆる生物にとって「ただ…

迷ったり悩んだりしたときには

節約本をつくっています。 今の時代は、節約でもして生活防衛しないと 生活そのものが破綻すると思います。 節約というものは、「何か夢のためにするもの」と ぼくは考えています。 節約自体が目的ではなく、節約して貯めたお金で夢を実現する ことが目的で…

誇りかお金か

仕事をしている人は誰でもある分岐点に差し掛かるときがある。 お金をとるか、自分のやりたいことをとるか。 食えない時期が続くと、ついついお金をとってしまう人が 多いのだけど、自分の職業人としての誇りを捨て去るぐらいなら お金なんかいらないという…

自然と気づける自分になる

こうしてブログに何か書いていると、 世の中を「なんかブログに書くことはないか」と思ってみるようになる。 自分が極めたい事柄をテーマにブログを書くと、 そのことについて複眼的に見られるようになって絶対いいと思います。 私の場合、物事の本質がわか…

人間関係はボクシングと一緒

嫌味や小言をいってくる人いますね。 家族、会社の上司、先輩、同僚……。 こういう人たちとどう付き合っていくか。 口で攻撃してくる人にはうまく対処しないとね。 いやね、わたし最近気づいたんですけどね。 人間関係ってボクシングと一緒だなーって。 ボク…

結婚相手に望むのは……

30歳前後と20代の男性同士の会話が電車内で聞こえてきた。 「うちの嫁さんは結婚式とかそういうのあまり興味ないから その点、助かったんだよねー」 「あー、それいいッスよねー。ムダですよ結婚式なんて。 だって、クルマ一台買えるじゃないスかー。 結…

ルーツを探る

この年(34歳)になると、自分のルーツなんかを探ってみたくなる。 誰にもそういう時期が一度はある。 子どもができたりして、ふと血のつながりなんかを考えるとね。 いま私は府中に住んでいるが、府中には東西に走る人見街道と いうのがあり、浅間山のふ…

日本人における「宗教と山の接点」

京都の僧侶ライターさんからもう一つ教わった話。 日本は、神道ができる前から山岳信仰があったという。 山は水が流れ、果実がとれることから生命の源であったし、 川が氾濫すればすぐさま生命の危険にあった日本特有の環境が 「川が氾濫したのは山の神が怒…

みおくりびと

17日午前6時過ぎに祖母が永眠したため、 急遽、2か月ぶりの帰郷となりました。 去年の4月に容体が悪化し、山を越えてからは一進一退を 繰り返していて、一時は良くなり退院できるような話も あったのですが、最期は肺炎でした。 5月25日に帰省して会…

「自由に選べる」は幸せか

先日紹介した行動経済学では、ものを買うさいにどれくらいの 選択肢の中から選ぶと満足度が高いかという実験が行われた。 6種類の高級チョコレートから選ぶのと、 30種類の高級チョコレートから選ぶのでは どちらが満足度が高いか。 双方のグループで実際…

恩義とか恩返しとか

ファジアーノ岡山はいまだ連敗のトンネルから抜け出せません。 しばらくはチームもサポーターも我慢の日々が続きそうです。 ファジアーノ岡山の経営母体の社長は木村正明という人です。 岡山朝日高校を卒業して2浪の末、東大に合格。 ゴールドマン・サック…

「自由と自己責任はセットでね」

先日、帰省したおりに出席した結婚式の二次会で 未婚の人たちが順番にやりだまに挙がり、 「次は君の番だね」という話になった。 よくある話だ。 だいたい周囲の人は30歳ぐらいまでは 「結婚しないの?」「そろそろしたほうが・・・」という。 で、30歳…

「結婚するなら・・・」

「もうたいして若くないのに」という声をよそに 金曜日に東京を立ち、月曜朝に帰ってくるという、 弾丸ツアーin岡山! を敢行してきました。 今回は高校時代の友人の結婚式に出席するためでありました。 彼とは1年生からの付き合いですから、18年ぐらいに…

34回目!

このブログで報告するのも5回目になりますか。 4月21日は何の日だ? 私の誕生日です! 34回もこの日を迎えてしまいました。 びっくりしました。 でも、なんとなくうれしいものですね。 「じいさん、ばあさんになってから死にたくない」という人もいま…

見ている世界は自分の偏見そのもの

森林インストラクターの勉強をしていたら、 この年になってものすごく基本的なことを知る。 キツツキというのは、コゲラやアカゲラなど木をつついて 穴を開けることのできる鳥の総称だと知った。 いままでキツツキという名前の鳥がいるのだとばかり思ってい…

「Think」が欠けている

今日、考えたこと。 知る(見る、聞く、読む、体験する)+考える+感じる=気づき 気づき=反省、発見 反省・発見=成長 物事を知り、そのことについて考え、感じることができれば、 気づくことができる。それが反省や発見につながり、 人間として成長でき…

過程を楽しむ

仕事でトラブルがあっても、家には持ち帰らないつもりでいる。 でも、自分でも暗い雰囲気を持ち帰ってしまうときもある。 トラブル慣れしてないから(慣れるまでトラブル続きだとそれはそれで 問題だけど)たまに軽くあたふたしてしまうこともある。 けど、…

かっこいいの定義

自分の行動の判断基準は、「かっこいいかどうか」です。 「かっこいい」の定義 道具に頼らないこと 誰かがやらなければならないが、誰もやりたくないことをできる 小さなことにかまわず、大きなことに意地を張れる 「実るほど頭を垂れる稲穂かな」 「かっこ…

「心の時代」

「おくりびと」で米国アカデミー賞の外国作品賞を受賞した。 主演の本木雅弘さんがインタビューのヒットの原因を分析した 話のなかで、彼がアメリカで聞いたところによると、 「経済がこうなって、これからは心の時代だと言われている。 そこにうまく『おく…

なぜ電化製品は立て続けに壊れるか

ここのところズボンやベルト、パンツや靴下が立て続けに ダメになったので、新しいものを買った。 もう物としての役割を終え、天寿をまっとうしたと 言い切ることができるまで使った。 なぜだかこういうことは立て続けに起こる。 みんな思いつくことがあるの…

おいしい酒

私はこのブログでは、しょうもないことも真面目なことも 書いてますが、友人と飲む席では政治や経済の話はあまりしません。 本当に仲のよい友だちとは政治や経済の話、仕事の相談事などを しますが、それ以外ではみんながたのしめる話題にします。 でも、年…

それにしても、いったい

20代の中ごろ、「日本のあるべき姿」を書いた本をいくつか つくっていたときは、あまり明るい未来の話がなかったので、 取材した帰りに飲んで、電車に乗って乗客を見ていると、 どうしようもなく悲しくなったものだった。 こんな大変な時代にどうしてこの…

「豊かな生活」をする方法 後編

外的刺激には限界がある。 実はそのことに気づいているのが、 ドラッグをやっている人や、SMを愛好する人たちである。 外にあるものは変わらないので、自分のほうを変えようとする。 ドラッグをやると、今まで普段見ていた何でもないものが すべてきらびや…

「豊かな生活」をする方法 前編

ぼくは自分が思う豊かな生活をしたい。 自分が思う豊かな生活とは、人とはちょっと違っているかも知れない。 多くの人は、いいものを食べ、いいものを着て、いい家に住み、 いい車に乗ることが豊かな生活だと思っていると思う。 でも、ぼくは思う豊かな生活…

消えた掲示板

Eメールが普及して消えたものはたくさんあろうが、 あれもそうだなと思う。 駅の伝言掲示板 です。 ぼくが東京に来た1995年ごろ、 初めて駅の伝言掲示板というものを見た。 たしか野球部での試合の帰りだったと思うが、 そのころはまだ携帯電話もあまり…

口ぐせ

先日、岡山の実家に帰ったのは、 祖母の調子がよくないからだった。 あとどれくらい生きられるのかといった感じだったが、 まだ受けこたえはちゃんとできたので安心した。 祖母は20年ぐらい前からいつも口にするのは、 「自分が若いころは年寄りがいうこと…

苔は好きですか?

転石苔を生ぜず というイギリスの諺がある (「ことわざ」と書こうとして「床技」になった(笑い)) もとは「転職や転居を繰り返していては、地位も財産も築けない」 という戒めの諺だったのだが、最近は 「どんどん行動する人は、時流から取り残されない」…