嫌味や小言をいってくる人いますね。
家族、会社の上司、先輩、同僚……。
こういう人たちとどう付き合っていくか。
口で攻撃してくる人にはうまく対処しないとね。
いやね、わたし最近気づいたんですけどね。
人間関係ってボクシングと一緒だなーって。
ボクシングの勝負は距離のとり方がすべて。
ボクシングはリーチ(手の長さ)が違うので、
ボクサーはそれぞれ「自分の距離」というものがある。
自分のパンチがもっとも強く当る距離で戦いたい。
リーチの長い選手に対抗するには懐に入っていき、
相手のパンチが当っても威力を発揮しないようにする。
クリンチ(相手に抱きつくようにすること)すれば、
相手は何もできなくなる。
同じように、口で攻撃してくる人は
「ちょうどいい距離」にいる人に言うものだ。
だから家族だったり、会社の同じ課の仲間だったりする。
そういう人に対応するには懐に入っていく。
どうするかというと、こっちから相手に興味をもって
話を振っていったり、話を聞き出したりするのだ。
こっちから「ねえねえ」といって物事を頼んだりする。
クリンチしてしまうわけだ。
こうなると相手は何もできなくなり、
嫌味のひとつもいってやろうという気がうせてくる。
もちろん、パンチが届かない距離に離れるのがベストなのだけど、
お年寄りを抱えた家族や会社ではそうもいかない。
そういうときは、逆に相手の懐に飛び込んでいく。
ぼくは過去にそれでうまくいったケースがある。
嫌いな相手に興味なんて持てないと思うかもしれないが、みんなが好きな
ゲームだと思えばいい。関係が良くなれればクリアしたと思うことにする。
中ボス、大ボスと倒していくのは気分爽快だ。
みなさんもぜひお試しあれ。