情熱とは「負けず嫌い」

たとえば、プロ野球というのは、どういう世界か。
そういわれたら、「天才が死ぬほど努力をして
やっと活躍できるかどうかの世界」だろうと思っていた。
けど、最近はそうでもないんじゃないかと思っている。
でも、広島カープのように、高校時代に控え投手だった存在から、
いまでは日米通算200勝に迫る大投手になった。
あと、同じく広島の菊池選手とか、楽天の則本投手とか、
あまり聞いたことがない大学からプロに入って活躍している。
いまのサッカー日本代表でも中学時代の恩師が登場して
「当時はあまりうまくなかった」というケースがけっこうある。
結局、持ってる能力差というのは、その後の鍛錬で
いかようにも挽回できる程度のものなのではない。
その鍛錬というのが問題で、それをやり続けられる心がないといけない。
どれがどっから来るかというと、情熱ということになるんだけど、
スポーツの場合、それは「負けず嫌い」に集約されると思う。
この「負けず嫌い」というのは、周りの人にはめんぐくさがられる
こともあるんだけど、重要な要素だ。
子どもにも「負けず嫌い」を植え付けたいのだが、
それはどうやったら育つのかなあ。