社会を変えるには

社会を変えるのは容易ではない。
いろんなやり方があるけれど、容易でないことは確か。
たとえば、学歴で人を判断される社会はおかしいと思ったのなら、
自分が高学歴になるか、学歴がなくても幸せになるしかない。
学歴で人を判断する社会はおかしいと不満だけを述べて、
自分は何も努力しないのはどう考えてもおかしい。
社会を変えるというのなら、いまある社会で発言力が
もてるように自分を評価してもらうことだ。
そして、学歴がないならないで、幸せになってみせればいい。
それが一番説得力のある社会の変え方だ。
そうして社会を変えたいと思ったとき、
一番最初にそれを伝えていくのは半径20メートルの人たちだ。
家族や友人たちである。
そういう人たちに、学歴がなくても幸せになれることを見せて
いくことが、もっとも根本的な社会を変えるパワーになる。
努力し、身近なところから変えていくしか、
社会を変えることはできない。