戦後70年

戦後70周年の今年はいろんな第二次大戦がらみの
コンテンツが盛りだくさんだ。
半藤一利原作の『日本のいちばん長い日』は、再び映画化され、
8月8日に封切り。これはぜひ観たい。
それに先立ち、原作のほうも買ってきて読んでいる。
いろいろ諸説あるが、やはり昭和天皇は、戦争を早く終結させ
たかったが、立憲君主制の壁があって、どうにもならなかった
というのが本当のところなのだろう。
日本が第二次大戦に突入していったのは、
「アジアの開放」と「侵略」という二つの考え方があるが、
最初は前者の考えて戦争に向かったが、途中から後者の意識が
強くなっていき、帝国主義のもと、戦線を広げすぎたというのが
敗戦の理由だと私は考えている。
今年、安倍首相が70年の節目の首相談話を出すことが注目されている。
当時の認識からいっても「侵略」の文言ははずせないというのが、
首相周辺から漏れ伝えてくるところだ。
だけど、安倍首相が「侵略」を使うかな、とも思う。
「過去の反省の元、国際社会の責任を果たす」ということを言い、
憲法の解釈問題への布石としたいところだろう。
いずれにしても、どんな談話を出すのか注目だ。