参観日で講演を聴く

今日は幼稚園の参観日でした。
子供の様子を見て、一緒に体を動かして遊んだあと、
ある先生による性教育の講演を聴きました。
こういう講演をやる幼稚園というのは少ないのではないでしょうか。
娘が小学校2年生なので、そういう問題はそのうち出てくる
だろうなと思っていたので、興味深く聞きました。
大変勉強になる話で、とても有益な時間でした。
いくつもいい話があったのですが、その中でひとつ書くとすれば、
大人の子供への責任と、大人は子供以外の楽しみを持つという話です。
「大人の都合で子供を生んだのだから、大人は子供の成長に責任を
持たなければならない。息子の性については父親が、娘の性については母親が
責任をもって見てやること」
その一方で、
「親がいつまでも子供との関係の中に幸せを求めようとするのではなく、
大人は大人だけの楽しみを見つけること」
が大切だというのです。
子供には与えることはあっても見返りを求めちゃいかんということですね。
だって勝手に子供をつくったのですからね。
幸せは子供からもらうのではなく、自分たちであらたにつくっていくものだ
とこの先生の著書にも書いてありました。
まったく同感です。
でも実際にそう簡単に割り切れるものでもないことも
これから実感することでしょう。
子供とのうまい距離感を保てるようになっていきたいものです。