不穏な動き

最近、関東周辺で不穏な動きが多い。
震度5クラスの地震が頻発しているし、
去年の御嶽山のほかにも、箱根、浅間山などで噴火が懸念されている。
地震は大陸プレートの動きで起こることを、東日本大震災のときに
みんなが知ったわけだけど、火山もプレートの動きでつくられる。
プレートの端が他のプレートの下に沈みこむとき、
地中深くに海水が流れ込んで岩石を溶かしやすくし、
マグマができやすくなるのだという。
マグマができると、どこかに吹き出し口を求めて圧力がかかる。
それで何かの拍子に噴出するのが火山の噴火だ。
フィリピン海プレートユーラシアプレートがぶつかる日本列島では、
東伊豆から丹沢山系にかけて火山が多い。
最近知ったのだが、東伊豆には海底火山がたくさんあるらしい。
こんな関東近辺で火山活動が活発になってしまったら、
その先にあることをついつい想像してしまう。
それはやっぱり富士山の噴火だよね。
いままでなら、「そんなことあるわけねえ」といえたが、
東日本大震災以降、何が起こっても不思議ではないと思うようになった。
2週間は自宅に篭城できるような備えが必要だ。
備えがあっても憂いは消えないが、何もしないよりはいい。