石油ファンヒーターの思い出

自宅がマンションから一戸建てになって一番の違いと
いえば、なんといっても


寒いッ!


ということです。
もうね、全然違う。なんであんなに違うの。
住んでる場所も違うが、それ以上の違いがある気がする。
そこで大活躍するのが、石油ファンヒーターだ。
石油ファンヒーターを使うのは実家にいるとき以来だから、
実に16年ぶりですか。
石油ファンヒーターといえば、兄と実家の子ども部屋を二分していた
時代に、いつもどっちが「給油するか論争」でケンカしたのが
思い出になっています。
給油するには外にでて、何分か過ごさなくていけないし、
油が漏れて手が汚れる危険性が常に伴うのでした。
そこでどっちが給油するかをジャンケンや、テレビゲームの勝敗で
決めるのですが、このときの戦いには熱いものがありました。
やってるうちに給油したらいいのにね。
今は自動で止まるポンプや、ヒーター側も「汚れま栓」という
タンクが登場するなどして、それほどの苦労はなくなった。
でも、外の灯油タンクに給油しにいくのは変わりません。
あのつらさから開放されたと思ったのになあ
と思いはするものの、給油がやけに懐かしく思える師走なのでした。