かわいらしい時期は過ぎた

ある弁護士の友人は、自分で弁護士事務所を経営していて、
事務員以下総勢10名という大所帯だという。
会議などでは、「新しい仕事のやり方を業界に提示する」とか、
それにまつわる夢をみんなに語って聞かせるらしい。
とても大事なことである。
今の社会は仕事の成果が見えにくい。
自分が社会の役に立っているのがわかりにくい。
介護士や看護師のように、喜んでくれる人が目の前にいる場合は
分かりやすいが、そうでない職業のほうが圧倒的に多いからだ。
そうでない職業だと仕事がマンネリに陥りやすい。
それを防ぐためにも、トップが夢を語ることなのだ。
なんでみんな夢を語らないのかなと思う。
私はブログでいろんな夢を語っている。
「こんなこと語っちゃってはずかしい」
なんて照れるような、かわいらしい時期は過ぎ去った。
「夢なんてはずかしくて語れない」という人は、
かっこつけすぎなだけ。もっと素直になればって思う。
夢を語って、ゴールを設定し、そのゴールに向かって
みんなで努力し、成長する。
そういう雰囲気の組織は強い。そんな組織を作りたい。