年度終わり

今年度をこんな精神状態で終えようとは思わなかった。
震災の影響で心晴れぬ日々が続いている。
地震後、2週間は酒を飲む気にもなれなかった。
このブログでお悔みやお見舞いを申し上げても、
被災地には電気が通っておらず、誰も見ることはできない。
いまさらながら、人間が生きていくのに衣食住が最も大切で、
そのほかのことは極限の状態ではほとんど意味がないことを
思い知らされる。
日本人にとって、新しい年度が始まるこの時期は、
正月と同じで心機一転の季節でもある。
沈んでいても、笑っていても、同じように時間は過ぎていく。
年度があらたまったら、また気持を新たにして過ごしたい。