放射能関係の覚え書き

まだ原発の問題は収束するには時間がかかりそうだ。
ここ備忘録も兼ねて、放射線被曝に関する単語を整理する。
そもそも被曝は被爆とは字が違っている。
放射線にさらされることを被曝といい、爆弾の熱や衝撃にさらされる
場合は被爆を用いる。原爆、水爆の被害の場合はこの両方を受ける。
そして、放射線というものは、ヨウ素セシウムといった
放射性物質から発せられる電磁波の一つだ。
電磁波は波長の大きさによって違い、ラジオやテレビに使う電波、
遠赤外線、紫外線などもそのひとつである。
波長が大きくなればなるほど、紫外線やX線のように、
使い方によっては人体に悪影響を及ぼす電磁波となる。
ヨウ素セシウム原子核をもつ物質だが、電磁波は波であり、
実体はなく目には見えない。
そして、放射線を出す能力のことを放射能という。
いま問題になっているのは、ヨウ素セシウムといった放射性物質
大気に混じって飛散していることだ。
そうした物質が水に溶けていると水道水に含まれ、飲料として
体内に取り込んだとき、体内から被曝するということである。
すべての物質は量によっては毒としても薬としても用いることが
できるわけだから、すべての電磁波もその量によっては害になる
こともあるという理解をすべきだ。これらの有害な電磁波を
すべて遮断することはできないし、する必要もない。
どれだけ受ければ健康に害が出るレベルなのかを見極めて、
冷静に日常生活を送るべきなのだ。
(もし誤解があれば、ご指摘願います。
他の情報も合わせて理解してください)