「買いだめ」か「備え」か

今日は三連休の初日だったが、残りの仕事をちょっとだけやり、
あとは自宅で子どもたちと一緒に過ごした。
いまだにスーパーには人が押しかけ、
ガソリンスタンドは長蛇の列ができている。
首都圏での「買いだめ」報道が盛んになされている。
こういう非常事態下では気分が高ぶっているので、
「今後の震災に備えての蓄え」と「買いだめ」の区別がつかなくなって
いるのだと思う。
今後の震災に備えるつもりで物資を買った人も、
別の人から見れば買いだめに見えてしまう。
それに、原発の不安が加わったため、不安解消の手段として
「備え」としての「買いだめ」をしてしまうのだろう。
主に家族を経済的に守る男性の場合と、
主に家族の健康を守る女性の場合とでは反応も違うだろう。
ここは一つ冷静になって、いまある物資で何日過ごせるか
考えてみるべきだと思う。
たぶん、食料でいえば、贅沢を言わなければ1週間は過ごせるものが
普通の家庭には備蓄されているはずなのだ。
冷静な消費行動をすることも震災地への支援のひとつと考えたい。