森林インストラクター資格試験

勉強再開

さて、今年も残すところわずかとなりました。 来年も森林インストラクターの試験を受けますので、 9、10、11月はちょっと視野を広げて、環境とか植物の本を 読んでいましたが、12月上旬から勉強を再開しました。 まずは復習の意味も含めて、テキスト…

ノートにまとめよう

「これは生半可なことでは受からん!」ということで、 来年の森林インストラクター試験に向けて、コツコツやっていくために 始めに読んでいた『森林インストラクター入門』を再読しました。 これまでは通読ぐらいのレベルでしたが、 今回はかなり精読ぐらい…

「哀しき雄ライオン」

NHKの動物番組が好きでよく見る。 先日放送されていたのは、「哀しき雄ライオン」。 ぼくはライオンの世界をこういう風に理解していました。 メスで群れをつくり、雄ライオンが一匹で王として君臨する。 外から雄ライオンがやってきて、王を倒すと王は交代す…

学ぶ理由 その3

森林インストラクターとして学ぶ理由の3つ目は、 最終的にはこれをネタにした知恵を発信して稼ぎたい という願いがあります。 いま森林インストラクターだけの収入で生活している人は ほんの一握りと言われています。 カルチャースクールなどの情報を見てい…

学ぶ理由 その2

自然が心地いいのは当たり前です。 なぜなら人間は最初、森に住んでいたからです。 あやゆる生命の源は、あるひとつの細胞膜であったことが 遺伝子をはじめとする生命科学の発展によってわかってきました。 海から出発した生命がやがて陸に出て、 人間の遠い…

学ぶ理由

森林インストラクター試験を終えて、 今一度、なぜこの分野を勉強するのか、考えを整理しています。 ひとつには、 「自然の生態系システムが人間の生き方に応用できるのではないか」 という問題意識があります。 それは「共生と競争」のシステムです。 生態…

森林インストラクター 私の勉強法

このブログで報告してきたように、3月の上旬に試験を受けると 決心し、それから半年間を費やして勉強しました。 帰りの電車は、仕事関係の本や、好きな本を読んでいましたが、 この時期からすべて試験関係の本を読みました。 最初の1か月半ぐらいは、 「森…

森林インストラクター試験、終わりました

このブログで報告してきました、森林インストラクター試験。 昨日、試験を無事終えることができました。 試験の出来? それは言わない約束(笑) ってことで、自分の今のもてる力を全部出した結果ですから、 その結果を受け入れるしかありません。 試験科目は…

どんぐり銀行を知っていますか?

どんぐりを集めて、どんぐりの苗と交換しよう! そういう活動をやってる自治体があります。 高知県の大川村や香川県の高松市がやっています。 コナラ・アラカシ・ウバメガシ等のどんぐりは1D(どんぐり) クヌギ・アベマキなどのどんぐりは10Dとなります…

当たりな図鑑

森林インストラクターの試験の勉強で、 最も手を焼いているのが樹木の見分け方です。 とにかく、カタカナを覚えるのが苦手。 でもって、樹木を意識して見たことがほとんどない。 外を歩くときは街路樹を見たりして覚えようとするけれど、 それでもなかなか頭…

1か月切りました

昨日今日と、「森林インストラクター」資格試験の勉強のために 自宅の最寄り駅から二駅の図書館に行ってきた。 この図書館は去年できたばかりで、5階の自習室は 32席のパソコン席と、100席以上の自習スペースがある。 開館と同時に行くと、もう7,8…

森林は水と酸素はつくらない

森林インストラクターの資格勉強のためのテキストを 読んでいると、「あれッ、そうなの!?」ということが書いてあった。 「森林は水をつくらない」というのです。 あと、「森林は酸素をつくらない」とも書いてあります。 どういうことかというと、こういう…

「環境」がわからない

洞爺湖サミットがあるので、環境関係の話題が多くなっています。 サミットが終わってもこういう議論を忘れないようにしないと いけませんね。 ここ数ヶ月、森林インストラクターの試験勉強をするのと同時に 環境関係の本も読みあさっています。 正直、知れば…

勉強の進度

森林インストラクターという資格試験に挑もうと決意して はや2か月が経とうとしています。 最初は、「森林インストラクター養成講習教科書選集」という 分厚い教科書を読もうとしましたが、思うにまかせず、 今度は「森林インストラクター入門」という入門…

環境問題に必要な多角的視点

森林インストラクターの勉強をしていると、 環境問題にもいやおうなく意識が高まります。 試験にも環境問題についての設問が出ますからね。 環境問題を論じている人の本や、「環境問題」を批判的に見ている人の本 などを読んでいて、感じるのは、 地球に優し…

中国の森林率増加

中国の森林が非常な速度で減少している、 砂漠化が進んで、そのせいで黄砂の被害が大きくなっている という話を聞いて、大変だなと思っていたら、 今、中国では非常な勢いで森林が増加しているという。 なんでも日本の森林面積の80%に当たる面積が、 植林…

国産材の復権

中国やインドの需要増や、原油価格の高騰により、 海外の木材の価格が上がっている。 そのため、国産の木材が復調傾向だというのである。 日本の森林率は67%で、日本の面積は約37万平方キロメートルだから、 約25万平方キロメートルである。 そのうち…

樹木は酸素を吸って呼吸する

二酸化炭素が増えて、地球が温暖化するって、本当でしょうか? 私は二酸化炭素原因説に懐疑的です。 二酸化炭素が増えているのは、二酸化炭素を吸収する樹木が 減っているから、というのが定説になっていますが、 樹木も呼吸して、酸素を消費し、二酸化炭素…

遷移と極相

植物の発生には乾性遷移というのがある。 草木が一本もないようなところに、まずコケ類は生える。 そこに一年生の草木の草原になり、 多年生の草木の草原になる。 次に、陽性(下に子供の木が生えない)の低木林になり、 そこに陰性(下に子供の木が生える)…

トマトの共存とタンポポの競争

自然の営みに感動した話をしましょう。 遺伝子研究の権威である、筑波大学名誉教授の村上和雄先生が 自著のなかでこんな話をしています。 つくば万博のとき、村上先生は一本のトマトの木から、 1万5000個近い実をつけさせることに成功しました。 遺伝子…

「森林インストラクター入門」を読む

森林インストラクター資格試験に向けて、まずは独学で学ぼうと 思っているのですが、参考図書を4冊購入しました。 1.森林インストラクター資格試験問題例集 (全国森林インストラクター協会) 2・森林インストラクター養成講習教科書選集 (全国森林レク…

森林インストラクターに挑戦! その2

(3月5日「森林インストラクターに挑戦! その1」のつづき) もともと岡山の山の中で育ったこともあって、東京に来てからも 山の中を散歩するのが好きで、奥多摩や八ヶ岳によく行っています。 でも、自然環境のすばらしさに本当の意味で気づいたのは、 あ…

森林インストラクターになる! その1

2年後の取得を目指して、森林インストラクターという 資格試験に挑戦することを決断しました。 合格率は15%で、資格を得たからといってすぐ仕事に つながるわけではありませんが、自分のライフワークとするためにも、 この時期に勉強しておきたいと思う…

本はどこからくるの?

地球温暖化問題が取り沙汰されて久しい。 15年ぐらい前には言われていたようだが、近年の異常気象も手伝って 広く一般に知られることとなってきた。 ぼく自身も環境問題について関心をもっているつもりだが、 以前、印刷所を見学してからさらに関心は高く…