国産材の復権

中国やインドの需要増や、原油価格の高騰により、
海外の木材の価格が上がっている。
そのため、国産の木材が復調傾向だというのである。
本の森林率は67%で、日本の面積は約37万平方キロメートルだから、
約25万平方キロメートルである。
そのうちの5割は広葉樹などが多い天然林で、竹林などを除いたあとの
4割が人工林である。その中心は針葉樹で、産業用となる。
木材自給率は2005年に20%だったものが、
2007年には22%になった。


いま林野庁が「木づかい運動」というのを推進している。
国産材を使った商品をつくって、国民にたくさん買ってもらうことで、
国内の林業が発展する。すると、間伐など森林の整備が行われ、
元気な森が増える。
すると、CO2の削減にも寄与するということである。