樹木は酸素を吸って呼吸する

二酸化炭素が増えて、地球が温暖化するって、本当でしょうか?
私は二酸化炭素原因説に懐疑的です。
二酸化炭素が増えているのは、二酸化炭素を吸収する樹木が
減っているから、というのが定説になっていますが、
樹木も呼吸して、酸素を消費し、二酸化炭素を出します。
昼間は光合成二酸化炭素を消費しますが、夜は酸素を消費し、
二酸化炭素を放出します。
これを相殺したとき、酸素のほうが多く放出されるから、
「植物は二酸化炭素を吸収し、酸素を放出する」といっているのです。
ということは、寝室には植物を置かないほうがいいかもしれません。
胡蝶蘭がたくさん置かれた密室だと窒息死するという話がありますが、
胡蝶蘭だけでなく、植物はみんな呼吸して、酸素も消費するのです。
樹木の一日の収支は酸素を多く放出します。
しかし、これが老木になると、光合成の働きが弱まり、
二酸化炭素の消費量が減ってきて、酸素の消費量のほうが
多くなってしまうのです。
ですから、温暖化に二酸化炭素が加担しているというなら、
ある程度、成長した木は切って、使うのがいいのです。
だから、単純に「自然を守れ。木を切るな」は通用しないのです。
木材でつくった家は、巨大な「炭素貯蔵庫」になります。
しかし、今はコンクリートのマンションばかりになってしまいました。
今、日本の林業は、国産の木材が見直されるようになってきて、
徐々に息を吹き返しつつあります。
国産材がもっと使われるようになり、森林の整備も進むことを願います。