長男のいたずら

1歳8か月の末っ子長男が困ったことをしてくれる。
HDDレコーダーのB-CASカードを抜くのだ。
そして、どこにか隠す。
HDDレコーダーは2008年の北京五輪の前に買った。
このレコーダーのB-CASカードを収めているカバー部分は
長女か次女に破壊されている。
そのためカードがむき出しになっているのだ。
それを取ってはどこかに隠すのが長男のお気に入りに遊びらしい。
今回は何度目かだったのだが、今回はどこを探しても見つからない。
どこだどこだ、で1週間。
まだしゃべれない本人に、テレビに入ってたカードを指して、
「これどこやったの?」と問い詰めたが、ぽかんとしている。
数日して、私の手を取り、テレビの前までやってきて
「うっ、うっ」といって、テレビの下を覗き込む。
それを何度かやるので、何が言いたいのかなあと思っていた。
よく見ると、ステレオを兼ねているテレビラックの天板と
その上に載っているガラスの間に、カードが入っているのが見えた。
ちょうどカード一枚分のすきまがあったから入れちゃったのだ。
それを「ここにあるよ」と教えてくれてたのだ。
言葉はまだ話せないが、こちらが言うことは理解している。
最近、「ダメ!」と叱ると、ニヤッとする。
本当はあいつはすでにしゃべれるのではないかと思っている。